まずは、下図のチャートをご覧ください。今回の大相場で主役の一つとなった新日鉄株の最近10年間の株価と出来高を示しています。
バブル期の最後のころ、1989年に新日鉄株は1000円近い歴史的高値をつけましたが、その後は一転して下落に転じました。高値から10年近くたったころ、業績の急激な悪化が表面化し、1998年には半年あまりで株価が6割も下落することになりました。 その後は長く底ばい状態が続き、2002年には歴史的安値119円をつけました。しかし、2003年中ごろから業績の回復を先見した買いが入って、新日鉄株は大出来高を伴って急騰し始めました。
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大多数の銘柄は、この新日鉄株と同じように、次のような順序で株価が変動しています。
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これらが一巡するのに、通常10年ぐらいかかるものです。今回の新日鉄株の大相場は、前回からざっと17年ぐらいの年月がかかっています。
最近は、デイトレードと称して日計りで数円のさやを抜くのに躍起となっている投資家がたくさんいらっしゃるようですが、下図のような長期のチャートを見ると、極端な短期売買には意味があるのかと疑わざるを得ません。