アムステル川は、ライン河の支流で、アムステルダム地域唯一の自然の川です。アムステルダム市街はこの川の河口付近を埋め立てて造成されました。
アムステルダム旧市街からアムステル川を南の方向にさかのぼると、国鉄のアムステル駅があります。このあたりの川筋には、人が住んで暮らしているハウスボートが多数係留されており、アムステルダムの原風景を見る感があります。 今回は、市電を使ってその地域を訪ねました。 |
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まず、ホテルの前の停留所から市電に乗り、アムステルダム中央駅に行きました。アムステルダム中央駅の建物は、日本の東京駅のモデルになったともいわれますが、確かにどこか似た雰囲気があります。
アムステルダムの市電は、大多数がこの中央駅の前で発着します。ここで市電を乗り換えて、南の方向、アムステル川の上流を目指します。
なお、中央駅の近くにもアムステルダム・リバークルーズの発着所があります。 |
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市電が走り出してまもなく、大きなドームを持つ教会が見えてきました。アムステルダムには数少ないカトリックの教会聖ニコラス教会です。 オランダ国民の1/3は、ローマカトリックを信仰しているといわれます。プロテスタントが多数を占める国のカトリック教会をぜひ拝見したいと思いましたが、今回は残念ながら時間がありませんでした。
なお、聖ニコラスは船乗りの守護聖人で、サンタクロースの元祖ともいわれます。 |
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市電は、ダム広場を横切ってさらに南下します。運河のたもとに、高い塔が見えてきました。これが、アムステルダム名物の一つ、ムント塔です。ムントとは貨幣のことで、ここで貨幣が鋳造されたことからこの名があるとのことです。
塔は時計台になっており、中に設置されたカリヨンが美しい音楽を奏でるそうです。私どもはここで市電を降り、ムント塔の周りを歩きましたが、塔の中には入れないようでした。 |
ムント塔からさらに南に下がったところで市電を降り、東の方向にあるアムステル川に向かって運河に沿って歩き始めました。5月中旬は、北国アムステルダムではちょうど新緑の時期です。運河沿いの並木が鮮やかな新緑に染まり、運河の水に映えていました。
運河にかかる橋の上で立ち止まり、橋の両側の運河筋を見通しました。写真のように、運河の両岸に屋根の付いた箱型の舟が係留されています。これらがハウスボートで、現在人が住んで暮らしているれっきとした住宅です。番地もちゃんと付いており、電気、水道も引いてあるそうです。
ハウスボートの中には、観光客が宿泊できる小さなホテルになっているものもあるとか。 |
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運河筋を歩いて行くと、やがてアムステル川に出ました。川筋を見回すと、有名なマへレのはね橋が見えました。17世紀に建造されたアムステルダム唯一の木造はね橋で、船が通る時は橋が両側に分かれて持ち上がる仕掛けになっています。 現在は、観光客へのサービスもあり20分ごとに橋の開閉が行われているとのことです。
夜はライトアップされ、アムステルダムのナイトクルーズの目玉になっているそうです。 |
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マへレのはね橋のすぐ近くに、アムステル水門があります。アムステル川につくられた水門のうち、もっとも大きいものだそうです。海面すれすれの街アムステルダムでは、満潮時には海が川や運河から押し寄せる恐れがあるため、海に接するすべての川、運河には必ず水門が設けられています。
船運のために定期的に水門が開かれます。そのように水門を開閉することで、川や運河の水質が適正に維持されるということです。 |
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下の写真は、マへレのはね橋の近くで見た橋ですが、いかにも水の都アムステルダムらしい景観ですね。 |
