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パリ市民の足といえば、まずメトロ(地下鉄)です。もちろん私ども観光客にとっても、もっとも安価であてになる交通機関です。 パリのメトロの車両は、マドリードのそれと同じで、日本の地下鉄の車両より小さく東京の世田谷線よりやや大きいくらいです。
メトロが通るトンネルも断面積が小さく、大多数の駅ではご覧のようにトンネルの断面がホームのある部分でも円形になっています。
日本の地下鉄に比べて、概して構内やプラットホームの照明が暗く、時間帯によっては少々不安に感じられることもあります。 |
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パリ観光の目玉の一つコンコルド広場とセーヌ対岸のブルボン宮(国民議会)をつなぐ橋です。写真は、オルセー美術館側から撮影したものです。
ひとつ下流のアレクサンドル3世橋は近代鉄鋼技術を利用した橋脚のない構造ですが、このコンコルド橋はクラシックな石造で、川の中に太い橋脚が2本あります。セーヌ川を行き来する遊覧船も、この橋を通過する際はかなり緊張するのではないかと思われます。
しかし、このどっしりした橋はセーヌ川になかなかよく似合っていますね。 |
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オルセー美術館の中で、ブーダンの港の絵を見つけました。印象派の創始者モネは少年時代をノルマンディですごしましたが、そこで、画家ブーダンと運命的な出会いをしました。ブーダンはモネを戸外写生につれてゆき、外光や空気の効果を教えたそうです。
ブーダンには、このような横長で空を大きくとった風景画が多いようです。雲の陰影のデリケートさ、明るい空を反映して光る水面の描きかた、均整の取れた画面構成など、ブーダンならではのすばらしい風景画です。
この師からモネがいかに多くを学んだかは、私ども素人の目にも明瞭にわかります。 |
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オルセー美術館のモネの展示室で、左の彩色塑像を見つけました。説明を読むひまもなく通り過ぎましたが、後からこの写真を見ると、マルモッタン美術館にあったルノアールが描いたモネ夫人の肖像画に似ているのに気がつきました。
だれが作ったものかわかりませんが、モネ夫人をモデルとしたものではないかと思います。薄い橙色で顔や衣服を着色してあるのが、実に品がよくやさしい印象を与えます。名画の数々の中に、このような小品の佳作を見つけるのも楽しいことです。 |
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オルセー美術館を出て、国鉄RER C線に乗るためにセーヌ河畔を歩いて行きました。
このあたりの河岸には、遊覧船や小型の貨物船などさまざまな船が停泊しています。
遊覧船には、日中ツアーをしているものと、夜間にライトアップされた市街を川から観光するナイトクルーズ船とがあるようです。 この遊覧船は、これからナイトクルーズに出る準備をしているようでした。この時期は、夜間はもちろんのこと、日中でも川面は相当な寒さです。しっかりと厚着をしてツアーを楽しんでください。 |
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マルモッタン美術館を訪れるために、パリ16区の住宅地ラ・ミュエットに行きました。 ここは、パリ市民の憩いの緑地ブーローニュの森に近いところで、町全体が公園のようなすばらしい環境でした。有名なオートウィユ競馬場が、すぐ近くにあります。
このあたりでは、針葉樹はほとんどなく、クルミやプラタナスと思われる丈の高い落葉樹が街路樹になっており、また公園などいたるところに生えています。日本でいえば北海道より緯度の高い北国のことで、ちょうどみずみずしい新緑が始まったばかりでした。 |
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ホテルの近くにあった修道院です。このあたりは、東京でいえば上野、浅草のような下町ですが、そこにこのような鐘楼のついた修道院があるのは、やはりカトリック国ということでしょうか。
夕方に近づいたころ、この修道院のまわりになにやら薄汚れた衣服を着た人々が集まってきました。しばらくすると、ワゴン車が修道院の前に着き、その人々に簡単な食事を配りはじめました。 どうやら、この修道院がホームレスなどに炊き出しをしているようです。外国人が多いとされるこの地域の素顔を見る思いでした。 |
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上記の修道院の隣に門があり、人々がぞろぞろとそこに入っていきます。私どもも行ってみると、ちょっとした公園があり、花壇、テニスコートなども設けられていました。
やはり、こちらは東京にくらべてかなりシーズンが遅れているようで、チューリップがちょうど花盛りでした。また、マドリードでも見た日本の八重桜に似た木が満開の花をつけていました。
それらを見ていると、修道院のほうからきたホームレスのおじさんがお金をねだったので、あわてて逃げ出しました(^_^)。 |