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イギリス旅行 |
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聖ジェームズ公園の西側にあるバッキンガム宮殿は、イギリス王室の公式の宮殿です。1837年にヴィクトリア女王が即位したとき以来、この宮殿がイギリス国王の居城となり、国王が執務する場となりました。王室庁の事務本部も、この宮殿の内部にあります。
現在は、エリザベス女王が避暑に出かける夏の数ヶ月の間に限り、バッキンガム宮殿の一部が一般に公開されているそうです。 |

バッキンガム宮殿の外周は、近くのウェリントン兵舎に本拠を置く近衛兵隊によって警護されています。警護の近衛兵は、夏の間は毎日一回、そのほかのシーズンは二日に一度交代しますが、その際に行われる華やかな交代儀式が世界中からロンドンを訪れる観光客の人気の的になっています。
交代儀式は11時半ごろ行われるとのことですが、そのころには多数の観光客で混雑すると聞いたので、私どもは11時ごろに宮殿前に行ってしばらく待つことにしました。しかし、行ってみると、宮殿の周りはすでに黒山のように観光客が集まっており、グリーンのジャケットを着た警官たちが大わらわで整理に当たっていました。 |
上の写真左はバッキンガム宮殿の正門で、新しく警護に付く衛兵隊はこの門から入城するそうです。それをご存知の観光客の皆さんが、門の周りに立って待ち構えていました。
宮殿の前には広場があり、その中央にクィーン・ヴィクトリア・メモリアルという記念碑が立っています。その周りも絶好の観覧席になっているようで、ご覧のように記念碑のすぐそばの高いところまで観光客が多数集まっていました(写真上右)。 |
やがて、広場の南東の方向から力強い軍楽隊の響きが聞こえてきました。聖ジェームズ公園の南にあるウェリントン兵舎を出たニューガード(新しい衛兵)が、バッキンガム宮殿に向かって行進してきたのです。
南側から広場に入る広い通りに、ニューガードの隊列が見えてきました。軍楽隊が管楽器や太鼓を鳴らしながら先導して行進し、その後に近衛兵の隊列が続いています。皆、これまでテレビなどで見たように、赤い上着、黒いズボンを着て、ふさふさした高い黒帽子をかぶっています。 |

広場を埋め尽くした観衆は、おとぎの国の兵隊さんのような衛兵の行進を皆拍手して迎え、カメラを向けて盛んに撮影していました。
衛兵の隊列は、まもなく広場を通り過ぎ、宮殿の正門を通って宮殿の前庭に入ってゆきました(写真下)。これからおよそ40分をかけて、これまで警護に当たってきた近衛兵との間で交替の儀式が宮殿の前庭で行われるそうです。 |

バッキンガム宮殿を警護する衛兵には、インド、マレーシアなど旧英連邦の諸国からも一年交代で参加しているとのことです。 私どもがバッキンガム宮殿に来る途中でインドの軍楽隊が練習をしているのを見ましたが、その軍楽隊が先導してインド人の衛兵隊が宮殿に向かって行進してきました。今年は、インドの兵士が衛兵隊に参加する番だったようです。 |
続いて、黒い大きな馬に乗った騎馬衛兵隊が行進してきました。バッキンガム宮殿の南側には「ロイヤル・ミューズ(王立厩舎)」という場所がありますが、騎馬衛兵隊はそこを本拠としているのでしょうか。(下の写真)。
写真のように、衛兵は兜のような白い帽子をかぶり、白と赤の上着をつけています。黒い馬に乗った衛兵の一団がこれほどの数で行進してくると、すごい迫力を感じます。 |

宮殿の塀の際まで行って前庭をのぞくと、新旧の近衛兵たちが整列してなにか交代の儀式をしているようですが、観光客が大変な数なので、儀式の様子はよくわかりません。
40分ほど経ってから、宮殿の北側にある別の門から警備の任務を終えた衛兵と思われる一団が出てきて、宮殿前広場を逆の方向に行進して行くのが見えました。これで、近衛兵の交代儀式は無事に終了したようです(下の写真)。 |

私どもは、バッキンガム宮殿から北東の方向に歩いて、地下鉄で大英博物館に行くことにしました。バッキンガム宮殿前広場の北側、聖ジェームズ公園との境界と思われるところに、下の写真の壮麗な門がありました。近づくと、石柱に「カナダ」という文字が彫ってあるのがわかりました(下の写真)。
宮殿前広場の南側には「オーストラリア」という文字が彫られた門がありましたが、これらの門は旧英連邦の諸国を象徴するものなのでしょうか。 |

なお、この近くには故ダイアナ元妃がよく散歩をした「ダイアナ・メモリアル・ウォーク」という散歩道があるそうです。 たしか、ダイアナさんが最後に住んでいたケンジントン宮殿の近くにも同じ名前の散歩道がありましたが、難しい人間関係に悩むことが多かったといわれるダイアナさんが一人で静かに森の中を散歩する様子が目に見えるようです。 |
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