ホーフブルクは、13世紀以来ハプスブルク王朝の歴代君主が住んできた王宮です。旧市街の中心シュテファン寺院の西側にあり、私どもが宿泊したホテルから歩いて行くことができました。
長い歴史の間に増築が繰り返され、最終的に旧王宮、新王宮、スイス宮の3セクションとなりました。旧王宮のうち、北端にある22室が一般公開されています。
写真中央にそびえる巨大なドームは、スイス宮の中にある王宮礼拝堂の屋根です。 |

旧王宮の北側には、ミヒャエル門という大きな門があります。
ミヒャエル門の右側には、かつて歴代皇帝や宰相たちが住んだ部屋が連なります。
ミヒャエル門の左側には、1735年に皇帝カール6世が造らせた「スペイン乗馬学校」の乗馬ホールがあるそうです。
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中庭には、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の銅像が立っています。フランツ・ヨーゼフ1世は、最後のハプスブルク家皇帝で、第一次世界大戦中に失意のうちに亡くなりました。
フランツ・ヨーゼフ1世の皇后が、現在でもオーストリア国民に絶大なる人気のあるエリザベート(シシー)です。 |
中庭には、スイス宮に通ずる大きな赤い門があります。スイス宮という名は、かつてこの宮殿がスイスの傭兵によって警護されていたことに由来します。
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こちらは、中庭から見たスイス宮の屋根とその奥にそびえる大ドームです。屋根には、ハプスブルグ家の紋章である巨大な鷲が置かれています。 |
宮殿内には、フランツ・ヨーゼフ1世、皇后エリザベートらが使用した金銀食器を展示する博物館がありました。また、見事な陶磁器の数々も、展示されていました。お皿の中には、金メッキした上に肖像画を描いたものも多数ありました。
金銀の食器は、照明を浴びて光り輝き、かつてのハプスブルク家の栄華を現在に伝えます。しかし、それらの食器の中には、現代の私どもから見るといったいどのように使ったのだろうと考え込んでしまうような形のものが多数ありました。 |
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現在、旧王宮の中には「シシー・ミュージアム」という皇后エリザベートの記念館があります。エリザベートは、伝説的な美貌とウエスト50センチというスタイルにより、当時から現代にいたるまでオーストリアでは国民的な人気があるそうです。
皇后エリザベートは、1898年に旅行先のスイスで暗殺されました。そういう悲劇の皇后でもあったので、これまで皇后エリザベートの映画が何度も制作されてきました。 ミュージアムの入口には、それらの映画に主演した女優エヴァ・ガードナーやロミー・シュナイダーの写真が掲示してありました。 |
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シシー・ミュージアムの中には、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザベートの巨大な肖像画が展示されてありました。エリザベートは背が高く、見事なスタイルでしたが、そのスタイルを保つために過激なダイエットをしたそうです。
下の写真は、皇后エリザベートの居室です。化粧道具らしいものが展示されていました。
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シシー・ミュージアムの見学を終え、旧宮殿の外に出ました。カール大公の騎馬像のある広大な英雄広場を歩いて、新宮殿に向かいます。
壮大な新宮殿は、ウィーン市をとりかこむリングを整備した際に建設されたとのことです。現在は、新宮殿の内部はさまざまな博物館として利用されています。新宮殿の前には、これも国民的人気のあるヨーゼフ2世の騎馬像が立っていました。 |
