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浅間・鬼押出し

 浅間牧場というバス停で降りてから今晩宿泊するペンションに電話を入れると、まもなくペンションの主人が車で迎えに来てくれました。私どもの荷物は車の中に預けて、そのまま浅間山に向かいました。

やがて浅間の巨大な山容と、その前にある黒い鬼押し出しの奇岩が見えてきました。押し出しは、天明3年(1783年)の浅間山の大噴火の際に北側山腹を流れ下った溶岩流が冷えて固まったものです。溶岩の粘性がかなり高かったため、さまざまな形の巨岩がるいるいと重なってすさまじい景観となりました。溶岩原野の広さは幅3km、長さ12kmで、その中には長さ2.7kmの遊歩道があります。

遊歩道の入口で冷たい飲み物を買い、ゆっくりと歩き始めました。残念ながら浅間の山頂は厚い雲に覆われて見ることができませんでしたが、遊歩道からの展望はひろびろとしていて心が軽くなる思いでした。

しかし、気がつくと、小鳥のさえずりが聞こえません。やはり火山性のガスで小鳥が寄り付かないのでしょうか。小鳥がいないせいか、遊歩道の周辺いたるところにバッタが翔びまわっていました。

     バッタ翔ぶ
         鬼押し出しの
             風に乗り


(1) 北軽井沢 草津から軽井沢行きの路線バスに乗り、中ほどにある北軽井沢で下車してその界隈のひなびた風光を愛でました。
(2) 浅間山麓 浅間牧場というバス停で降り、そこからペンションの主人の車で浅間山麓の鬼押出し園に向かいました。
(3) 軽井沢・滝と池 群馬県草津からバスで南下して軽井沢駅に向かう途中、軽井沢の水の名所白糸の滝と雲場池を訪れました。
(4) 軽井沢・旧三笠ホテル 三笠ホテルの建物は、明治時代の軽井沢を現代に伝える貴重な文化遺産で国の重要文化財に指定されています。



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