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早雲山駅でケーブルカーを降り、ロープウェイに乗り換えます。箱根ロープウェイは、早雲山から箱根火山中央火口丘の神山の北大涌谷を経由して芦ノ湖畔の桃源台に至る4kmのコースを運行しています。
箱根ロープウェイのゴンドラは、球形に近いスマートな構造で、透明な素材でつくられています。ゴンドラの定員は18名です。
駅を離れてまず早雲山の急斜面を登り、次に130メートルの高さの谷の上を渡ります。 |
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約3000年前、神山の北部で大きな噴火が起こり、斜面が吹き飛ばされて巨大な凹部ができました。これが大涌谷ですが、その後の火山活動により、凹部の中に現在冠ヶ岳とよばれる溶岩ドームが形成されました。
大涌谷のいたるところから白い噴気があがっており、今なお箱根火山の活動が続いているのがわかります。 大涌谷から冠ヶ岳の方向に少し登ると、一帯に硫化水素のにおいがたちこめて草木がまったくなくなっています。 |
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大涌谷の中央にそびえる溶岩ドーム冠ヶ岳は、神山の北斜面にあります。神山は、箱根火山の最高峰ですが、現在は標高1,438mにすぎません。過去の度重なる噴火により、山の大部分が崩落してしまったということです。
神山から流れ下った土石流の堆積物は、箱根の外輪山にまで広がりました。その一部は、仙石原で早川をせき止め、芦ノ湖をつくりました。 |
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その日は雲が低くたれこめ、見通しがよくなかったのですが、冠ヶ岳の方向に少し登ると西の方角はるかかなたに富士山を望むことができました。ここから富士山までは、直線距離で40kmほどあるとのことです。
雲が動くにつれ見え隠れする富士の秀峰をしばらく見てから、山道をおりて、大涌谷の入口の方向に戻りました。このころになって観光客が目立って増えて、狭い山道は昇り降りする人でいっぱいになりました。 |
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大涌谷の名物は、温泉黒卵です。山肌から湧いた熱水をためた湯槽に白い卵をしばらくつけておくと、ゆで上がったときには卵が真っ黒になります。
温泉黒卵の売店の横から、人が出てきて、たくさん卵が入ったステンレスの金網容器を硫黄で白く濁った湯槽に漬けました。あたりには、温泉の湯気が立ち込めています。
しばらく他の場所を見てから、温泉卵がうだったころまたここに戻ってきましょう。 |
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10分ほどして戻ってくると、温泉卵が取り出されるところでした。ご覧のように、熱水の中の硫化水素でみごとに真っ黒になっています。これを、水で洗って販売します。
とてもおいしくて、一個食べれば寿命が7年延びるそうです(^_^)。この黒卵は、専用ロープウェイで山を下って運ばれ、強羅や湯本でも販売されています。
山道を降りて、また箱根ロープウェイの大涌谷駅の方向に歩いていきます。 |
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駅の近くには大涌谷自然科学館があり、箱根火山が形成されてきた過程を知ることができます。
写真の神社は、「大涌谷延命地蔵尊」を祀った祠です。1100年以上前のこと弘法大師がこの地を訪れたとき、火山の災害に苦しむ人々を見て一体の地蔵菩薩像を刻んだのが縁起とされます。
大涌谷駅前を起点として、一周約40分の大涌谷然遊歩探究路が設けられています。 |