金先物の売買実績

1997年〜2003年
 これまで解説してきた金先物売買の方式を、1997年から2003年まで6年余りの金先物相場に適用し、売買シミュレーションを行った結果を以下に示します。これはシミュレーションではありますが、金先物という売買が可能な投資商品を対象としていますので、実際の売買にかなり近いといえましょう。
  • 売買シミュレーションの期間は、1997年4月から2003年6月までです。

  • 金先物の売買は信用売りができるものとし、私どもの金先物相場トレンド検出プログラムが相場トレンドの転機を検出するたびに、現物買いと信用売りを繰り返すことにします。金先物相場が下げると見たら、信用売りで利益をあげようというわけです。

  • 売買は、私どもの金先物トレンド検出プログラムが相場トレンドの転機を検出した日の翌日の朝寄り付きで、機械的に行います。その後、次に金先物トレンドの転機が検出されたら、その日の翌日の朝寄り付きで、機械的に反対売買を行います。

  • その結果、下の表のように、交互に金先物の売買を繰り返すことになります。下の表の色がついていない行は買いから入った取引、黄色の行は売りから入った取引です。

  • 下表の「売買差益」は、各行の取引の金先物売値から金先物買値を差し引いたもので、売買手数料や税金は含めていません。

金先物売買


 この表から、私どもの方式では6年余りの期間に行った8回の金先物売買取引で、金先物1枚当たり合計142.4ドルの売買差益が得られたのがわかります。1年あたりでは、23.7ドルの売買差益となります。
この期間の金先物の平均価格は328.3ドルですので、年間の平均利益率

      23.7/328.3×100=7.22%

となります(売買手数料、先物継続手数料や税金は含めず)。
全体としては狭いレンジでのもみ合いが長かったこの時期としては、まずまずの売買成果といえましょう。

なおこの期間の金先物は、1997年に380ドルがらみで始まり、2003年にやはり380ドルがらみで終了したことになります。したがって、この間に金現物を購入して持続した場合にはまったく利益が出なかったことは明らかです。金先物取引のメリットが発揮された時期であるということができましょう。


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