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| 平均株価研究会 | 相場急落時のオプション売り(2) |
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これまでの検討により、私どもの「ヘッジ付短期オプション売り」方式は、日経平均株価の大多数の暴落局面、急落局面では相場の急変に先立って相場基調転換のサインを出してくれるのがわかりました。 しかし、オプション相場はそうそう甘いものではありません。中には、私どもの方式がまったく基調転換を検出しないでいるうちに、日経平均株価が急落(あるいは急騰)する場合があるのです。 |
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その一つの例として、2003年10月の相場について研究しましょう。その前後の時期の株価チャートを下に示します。この時期は、かなり長くじり高が続いた後で、相場にやや買い疲れ感が出てきたころでした。 2003年10月初めから日経平均株価は上昇を開始し、10月中旬には11000円を超えてきました。それにつれ、下の分析チャートの短期HL分析線、HL分析平均線はともに上昇していました。 |
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ところが、10月23日に日経平均株価は突如555円安と急落しました。私どもの方式では、プット売りを仕掛けた状態で、この急落を迎えたことになります。その日の引けで、分析チャートの短期HL分析線はHL分析平均線を90ポイント以上下回ったので、やむを得ず、翌日の朝寄付きでプット売りを買い返済し、コール売りに転換します。 |
日経平均株価の急落によりプット価格は急騰したので、このオプション売りの転換により、大きな損失が発生してしまいました。それでも今回は500円ぐらいの下げだったので、このくらいの損失で済みましたが、もし2000年4月のような暴落に出会ったら、巨額の損失をこうむることになります。 このように、まだ対策を講じることができないうちに相場の暴落あるいは急落に見舞われると、大きな損失を受ける恐れがあります。 そのようなありうる大きな損失をある範囲に限定するために、なんらかのヘッジ策をオプション売りに併用する必要があります。 別ページで説明したように、オプション売りのもっとも簡単なヘッジ策は、「バーティカルスプレッド」です。これは、簡単にいうと、オプション売りを行うと同時にアウトオブマネー(権利行使価格が外側)のオプションを買うというものです。 詳細については、次のページで解説します。 |
私どもの「ヘッジ付短期オプション売り」方式は、相場基調の転換を早く検出するので、このようにまったく準備ができないうちに暴落あるいは急落にあうことはあまりありません。 しかし、オプション売りで、このように相場が考えていたのと逆の方向に急激に動いたときの損失は、巨額になる恐れがあります。オプション投資についても、「継続こそは力なり」です。一回の巨額の損失で以降オプション投資をあきらめる、というようなことがないように対策を講じて、毎年、安定した利益を目指しましょう。 |