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| 平均株価研究会 | 暴落時のオプション売り(1) |
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たとえば100円のプットを売った場合、もしその後日経平均株価が暴落すると、そのプット価格は1000円にも2000円にもなることがあります。逆にコールの売りを行った場合、もしその後日経平均株価が暴騰すると、コール価格は際限もなく高騰する恐れがあります。 先に別ページで解説したように、オプションの売りは、利益をあげられる確率がオプションの買いより比較的に高いのですが、反面このように日経平均株価が急変動したときに大きな損失が発生するリスクも持っています。 そのような日経平均株価の急変動はめったに発生しないからと、それらへの対策をまったく講じない人も多いようですが、オプションの売りの場合はこれでは安定した収益は期待できません。 このページでは、最近数年間に発生した日経平均株価の急変動の際に、私どもの「ヘッジ付短期オプション売り」方式がどのような成績を示したかを解説します。 |
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2000年まで数年にわたって高騰してきたNY株式市場は、ITバブルの崩壊を予見して2000年4月中旬に暴落しました。それにつれ、日本市場でも4月17日に大暴落が起こりました。 その前後の時期の株価チャートを下に示します。 |
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4月初めには、20500円がらみの高値で持ち合っていた日経平均株価は、この暴落後一週間ほどで18000円近くまで下落しました。 この時期にもしコール売りをしていたら、コール価格はたちまちゼロ円に近くなり、かなりの値下がり益が得られたでしょう。しかし、逆にプット売りを仕掛けていたら、プット価格は1000円以上にまで暴騰し、巨額の損失をこうむることになります。 オプションの売りで安定した成績を挙げるには、このような相場急変時に機敏に対応し、大きな損失をこうむらないことが肝要です。また、もし、損失をこうむったときも、あらかじめヘッジをしておくことで、損失がある範囲に収まるようにする必要があります。 |
私どもの「ヘッジ付短期オプション売り」方式では、基本的に次の基準で相場が下落に転じたのを検出します。 たとえばしばらく日経平均株価が上昇基調を続けた後、高値で持ちあいとなり、そのうち急落した時点で下落基調への転換が検出される、というのが普通です。この場合には、転換点の近くで短期HL分析線が急落し、HL分析平均線を大きく割り込んできます。 しかしときには、上記のような大きな日経平均株価の変動がなく、次第に弱含みとなって行くこともあります。このような場合には、HL分析平均線が次第に下落してゆくので、それがある程度下落したとき相場の転換と判断するのです。 上図2000年4月の相場では、下半分の分析チャートの赤い線で示す短期HL分析線は、3月29日に226ポイントをつけてから下落に転じ、4月7日には50ポイントとなりました。この時点でのHL分析平均線(分析チャートの青い線)は、142.7ポイントだったので、短期HL分析線の値はHL分析平均線を90ポイント以上下回り、オプション売りの転換点が検出されました。 それまではプット売りをしていましたが、この翌日にはそれを買い返済し、今度はコール売りを行うことになります。 これは、4月の暴落の10日前のことです。これにより、暴落で損をすることはまったくなく、逆にコール売りでかなりの利益が挙げられるわけです。 なお、HL分析平均線の値は、4月6日に144.2のピークをつけてから下落に転じ、4月12日にはピークから20ポイント以上の下落となりました。従って、HL分析平均線の動向に従っても、この暴落を無事突破できたことになります。 また、オプション相場については、4月のSQの直後で投資家があまり相場に関心を持っていない時期にあたったので、虚をつかれた形となりました。このようにオプション投資が難しい時期に、上記のように転換点を堅実に検出したのは、私どもの「ヘッジ付短期オプション売り」方式の優れたパフォーマンスを示しています。 |