| 平均株価研究会 | オプションHL売りの実績(6) |
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6月の上昇相場は結局長続きせず、7月に入ると日経平均相場は下落に転じ、8月中ごろには私どもの日経平均株価分析プログラムは相場の陰転を告げました。 その後は11000円をはさんだ小幅上下動が4ヶ月あまりも続きましたが、12月に入ると相場付きがしっかりしてきて、私どもの日経平均株価分析プログラムは12月28日の引けで相場の陽転を宣言しました。 この期間で、これまで説明したヘッジつきオプションHL売りがどのような成果を挙げたかを調べましょう。 |
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6月18日の引けで、短期HL分析線が100ポイント以上のレベルから50ポイント以上下落してHL分析平均線を下回ましたが、HL分析平均線が100ポイントを超えたばかりなので、ここはコール売りを行わないことにします。 その後日経平均株価は値上がりし、6月25日の引けで短期HL分析線がHL分析平均線を上回りました。 今度は、6月28日の朝寄付きで7月限のプットを売ります。 7月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日6月25日の引けでのプット価格を調べます。プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格11000円のものが20円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2004年6月28日の朝寄り付きで7月限のプット11000円の売りを行います。売値は15円でした。 またヘッジのために、同時にプット10500円の買いを行います。買値は3円でした。 その後日経平均株価は一時かなり値上がりしましたが、7月に入ると急落しました。7月5日の引けで短期HL分析線がゼロ以下に下落したので、翌7月6日の朝寄付きで、7月限のプット11000円、プット10500円を、それぞれ8円、1円で決済しました。 従って、2004年7月限のプット売りにより、 15円−3円−(8−1)円=5円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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今度は7月6日の朝寄付きで8月限のコールを売ります。 8月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日7月5日の引けでのコール価格を調べます。コール価格の引値が80円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格12500円のものが40円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2004年7月6日の朝寄り付きで8月限のコール12500円の売りを行います。売値は55円でした。 またヘッジのために、同時にコール13000円の買いを行います。買値は15円でした。 その後日経平均株価は予想通り急落し、それにつれHL分析平均線はー100ポイントに近くなりました。これは日経平均株価がかなり安定した下落基調になったことを意味します。従って今後短期HL分析線がゼロ以上になるまでしばらくはプット売りは禁物です。 その後も日経平均株価は弱含みに推移し、8月限SQでは11000円以下になりました。 従って、2004年8月限のコール売りにより、 55円−15円 = 40円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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今度は、8月9日の朝寄付きで、2004年9月限のコール売りを行います。 9月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日8月6日の引けでのコール価格を調べます。コール価格の引値が80円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格12000円のものが20円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2004年8月9日の朝寄り付きで9月限のコール12000円の売りを行います。売値は15円でした。 またヘッジのために、同時にコール12500円の買いを行います。買値は2円でした。 その後日経平均株価は一時下落した後やや戻し、8月11日の引けで短期HL分析線が−100ポイント以下のレベルから50ポイント以上上昇してHL分析平均線を上回りました。そこで、翌8月12日の朝寄り付きで9限のコール12000円、コール12500円を、それぞれ20円、3円で決済しました。 従って、2004年9月限のコール売りにより、 15円−2円−(20−3)円=−4円 の売買差損が発生しました(手数料、税金は除く)。 |
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8月23日の引けで短期HL分析線がゼロ以上となり、またその時点のHL分析平均線は−100ポイント以上で上昇傾向にありました。そこで、今度は翌8月24日の朝寄り付きで2004年9月限のプットを売ります。 2004年9月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、2003年8月23日の引値で、2004年9月限のプット価格を調べます。 プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。プット10000円が10円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2003年8月24日の朝寄り付きで、9月限のプット10000円の売りを行います。売値は9円でした。 またヘッジのために、同時にプット9500円の買いを行います。買値は1円でした。 その後、日経平均株価は予想通りかなり値上がりし、9月限SQでは11000円以下になりました。 従って、2004年9月限のプット売りにより、 9円−1円=8円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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9月9日の引けで、短期HL分析線がHL分析平均線を下回りました。またその時点のHL分析平均線は100ポイント以下のレベルで低下傾向にありました。そこで、翌9月10日の朝寄り付きで10月限コールを売ります。 どの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日9月9日の引けでのコール価格を調べます。 コール価格の引値が80円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格12000円のものが15円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年9月10日の朝寄り付きで9月限のコール12000円の売りを行います。売値は10円でした。またヘッジのために、同時にコール12500円の買いを行います。買値は2円でした。 その後、日経平均株価は予想したように急落しました。やがて、月末にかけて日経平均株価はやや反発し、10月1日の引けで、短期HL分析線がHL分析平均線を上回りました。そこで、翌10月4日の朝寄り付きで10月限のコール12000円を買い返済しました。買値は1円でした。また9月限のコール12500円を売り返済しました。売値は1円でした。 従って、2004年10月限のコール売りにより、 10円−2円−(1−1)円=8円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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上記10月限コール売りを決済した時点では、HL分析平均線は−80ポイントぐらいだったので、日経平均株価は小浮動ゾーンにあると思われます。そこで今度は、10月4日のの朝寄り付きで2004年11月限のプットを売ります。 2004年11月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日2004年10月1日の引値で、2004年11月限のプット価格を調べます。 プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。プット10000円が20円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年10月4日の朝寄り付きで、11月限のプット10000円の売りを行います。売値は15円でした。 またヘッジのために、同時にプット9500円の買いを行います。買値は3円でした。 その後、日経平均株価は期待通り急騰した後、今度は急落しました。10月14日の引けで、短期HL分析線は50ポイントぐらいのレベルにあるHL分析平均線を下回りました。 そこで、翌10月15日の朝寄り付きで11月限プット10000円、プット9500円を決済しました。価格はそれぞれ15円、3円でした。従って、2004年11月限のプット売りにより、 15−3−(15−3)円=0円 とトントンの結果となりました(手数料、税金は除く)。 |
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今度は、10月15日の朝寄り付きで11月限コールを売ります。 どの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日10月14日の引けでのコール価格を調べます。 コール価格の引値が80円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格11500円のものが70円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年10月15日の朝寄り付きで11月限のコール11500円の売りを行います。売値は45円でした。またヘッジのために、同時にコール12000円の買いを行います。買値は8円でした。 その後、日経平均株価は予想したように下落しました。10月末にはHL分析平均線が−100ポイント以下になったので、この下落相場はかなり安定しているようです。そこで、短期HL分析線がゼロ以上になるまで持続します。11月4日の引けで、短期HL分析線はゼロ以上になりました。 そこで、翌11月5日の朝寄り付きで、コール11500円、コール12000円を9円、1円で決済しました。従って、2004年10月限のコール売りにより、 45円−8円−(9−1)円=29円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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今度は、11月5日の朝寄り付きで、2004年11月限のプットを売ります。 どの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日11月4日の引けでのプット価格を調べます。 プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格10500円のものが20円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年11月5日の朝寄り付きで11月限のプット10500円の売りを行います。売値は5円でした。またヘッジのために、同時にプット10000円の買いを行います。買値は1円でした。 その後、日経平均株価は持ち合いになり、11月のSQでは11000円がらみになりました。 従って、2004年11月限のプット売りにより、 5円−1円 = 4円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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11月のSQの日11月12日の引けで、HL分析平均線は上昇してゼロ以上になり、短期HL分析線はそのHL分析平均線の上に位置しました。そこで翌11月15日の朝寄り付きで、12月限のプットを売ります。 どの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日11月12日の引けでのプット価格を調べます。 プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格10000円のものが8円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年11月15日の朝寄り付きで12月限のプット10000円の売りを行います。売値は5円でした。またヘッジのために、同時にプット9500円の買いを行います。買値は1円でした。 その後、日経平均株価は一時上昇した後急落しました。11月22日の引けで、短期HL分析線は下落してHL分析平均線を割り込みました。 そこで、翌11月24日の朝寄り付きで、12月限のプット10000円を買い返済しました。買値は6円でした。また12月限のプット9500円を売り返済しました。売値は1円でした。従って、2004年12月限のプット売りにより、 5円−1円ー(6−1)円=−1円 の売買差損が発生しました(手数料、税金は除く)。 |
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今度は11月24日の朝寄り付きで、2004年12月限のコールを売ります。 どの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日11月22日の引けでのコール価格を調べます。 コール価格の引値が80円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格11500円のものが10円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年11月24日の朝寄り付きで12月限のコール11500円の売りを行います。売値は10円でした。またヘッジのために、同時にコール12000円の買いを行います。買値は2円でした。 その後、日経平均株価は安値圏で推移しましたが、12月に入ってから急反発し、12月2日の引けで短期HL分析線は上昇してHL分析平均線を超えました。しかし、この時点でのHL分析平均線の値は−17ポイントとゼロからわずかに下のレベルでした。 このように転機が見つかった場合のHL分析平均線の値がゼロに近い場合は、日経平均株価チャートからすぐわかるように、日経平均株価がしばらく小動きで推移していることを意味します。このような場合は、短期HL分析線とHL分析平均線とのからみよりは、HL分析平均線の符号に注意するほうがよいでしょう。 この場合は、HL分析平均線の値がマイナスであり、SQが数日後に迫っていること、また日経平均株価の現値が権利行使価格11500円より500円以上低いことなどから、SQまで放置して様子を見るのも一つの方法です。 しかし、ここでは万一のリスクに備えて、翌12月3日の朝寄付きで12月限コール11500円を買い返済することにしました。 翌12月3日の朝寄り付きで、12月限のコール11500円、コール12000円をそれぞれ8円、1円で決済しました。従って、2004年12月限のコール売りにより、 10円−2円−(8−1)円=−1円 の売買差損が発生しました(手数料、税金は除く)。 |
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上記のように、この6ヶ月間に10回のオプション売りを仕掛けることになります。各回のオプション売りの売買差益(手数料、税金は考慮しない)、それらの合計(手数料、税金は考慮しない)は次の通りです。
この表右端の利益の欄から、10回のオプション短期売りのうち、6回で売買差益が得られているのが見られます。今回は失敗の回数が多かったのですが、それでも失敗による損失の合計はわずか6円にとどまったことから、この方式が安定した成果をあげられるのが証明されたと思います。 この6ヶ月間の売買差益の合計は88円となりました(手数料、税金は考慮しない)。仮に、オプションを1枚売るのに40万円の証拠金が必要であったとすると、その40万円の元金で、6ヶ月間に8.8万円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)を挙げたということになります。年間利益率に換算すると、44パーセントとなります。 かなりしっかりしたヘッジを併用していることを考慮すれば、相当な成績といえましょう。 |
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