| 平均株価研究会 | オプションHL売りの実績(5) |
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11月のはじめの相場陰転以降、しばらくはそれほど安くなることもなくもみあっていましたが、年末にかけてまた上昇の動きとなり、私どもの日経平均株価分析プログラムは本年最後の取引日12月30日の引けで相場の陽転を宣言しました。 その後は底堅い相場が続いていましたが、5月に入るとアメリカNY市場での下落が波及し、5月10日には予想外の急落となりました。私どもの日経平均株価分析プログラムは、その日の引けで相場の陰転を告げました。 この期間で、これまで説明したヘッジつきオプション売りがどのような成果を挙げたかを調べましょう。 |
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2003年12月15日の引けで、短期HL分析線はHL分析平均線を50ポイント以上上回りました。そこで、翌2003年12月16日の朝寄付きで2004年1月限のプットを売ります。 2004年1月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日12月15日のプット価格の引値を調べます。引値が40円以下という条件に合う権利行使価格のものを選択します。30円で引けていた権利行使価格9500円のプットを選択します。 以上の検討により、2003年12月22日の朝寄り付きで2004年1月限のプット9500円の売りを行います。売値は50円でした。 またヘッジのために、同時にプット9000円の買いを行います。買値は10円でした。 その後、日経平均株価は月末にかけて期待通りに上昇し、2004年1月限SQでは10800円がらみになりました。 従って、2004年1月限のプット売りにより、 50円−10円 = 40円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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1月末では、HL分析平均線は200ポイントに近くなっており、買い方の勢いが非常に強くなっています。日経平均株価チャートのほうでも直近2ヶ月の高値を抜いてきているので、この時点でのコール売りはうかつにはできません。 2004年1月28日の引けで、短期HL分析線はゼロレベルを下回りました。HL分析平均線も急速に低下しているので、この時点で一応コール売りができそうです。 そこで 翌1月29日の朝寄付きで2月限のコールを売ります。 2月限コールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日1月28日の引けでのコール価格を調べます。権利行使価格11500円のものが30円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2004年1月29日の朝寄り付きで2月限のコール11500円の売りを行います。売値は15円でした。 またヘッジのために、同時にコール12000円の買いを行います。買値は3円でした。 その後日経平均株価は、予想通り急落し、2004年2月限SQでは10500円がらみになりました。 従って、2004年2月限のコール売りにより、 15円−3円 = 12円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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2004年2月18日の引けで、短期HL分析線が上昇してゼロレベルを上回りました。そこで、翌2月19日の朝寄付きで2004年3月限プットを売ります。 2004年3月限プットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日2月18日のプット価格引値を調べます。 引値が40円以下という条件に合う権利行使価格のものを選択します。10円で引けていた権利行使価格9500円のプットを選択します。 以上の検討により、2004年2月19日の朝寄り付きで2004年3月限のプット9500円の売りを行います。売値は7円でした。 またヘッジのために、同時にプット9000円の買いを行います。買値は1円でした。 その後、日経平均株価は期待したように急騰し、3月のSQで、3月限プット9500円、プット9000円はいずれもゼロ円で自動決済されました。 従って、2004年3月限のプット売りにより、 7円−1円 = 6円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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その後、日経平均株価はふたたび急騰し、HL分析平均線はまた200ポイントを超えてきました。日経平均株価チャートでも直近2ヶ月の高値を抜いてきているので、この時点でのコール売りはできません。 3月25日の引値で短期HL分析線は50ポイント近いレベルにあるHL分析平均線を上回りました。日経平均株価の6日移動平均線も上向きになっているので、翌3月26日の朝寄付きで4月限のプットを売ることにします。 4月限プットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、3月25日の引けでのプット価格を調べます。 プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格10500円のものが15円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年3月26日の朝寄り付きで4月限のプット10500円の売りを行います。売値は8円でした。 またヘッジのために、同時にプット10000円の買いを行います。買値は1円でした。 その後、日経平均株価は予想したように急騰し、4月のSQでは12000円がらみになりました。 従って、2004年4月限のプット売りにより、 8円−1円 = 7円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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4月16日の引けで日経平均株価が急落し、短期HL分析線がゼロレベルを割り込んできました。しかし、この時点ではHL分析平均線は100ポイント以上で、株価も24日移動平均線の上にあるので、コール売りをすることはできません。 4月30日の引けで、短期HL分析線がふたたびゼロレベルを割り込んできました。翌5月6日の引けでは、日経平均株価が4月の安値を割り込み、日経平均株の下落基調が確認されました。 そこで 翌5月7日の朝寄付きで5月限のコールを売ります。 5月限プットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日5月6日の引けでのコール価格を調べます。権利行使価格12000円のものが15円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2004年5月7日の朝寄り付きで5月限のコール12000円の売りを行います。売値は10円でした。 またヘッジのために、同時にコール12500円の買いを行います。買値は1円でした。 その後日経平均株価は急落し、5月のSQでは10800円がらみになりました。 従って、2004年5月限のコール売りにより、 10円−1円 = 9円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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5月初からの日経平均株価急落の結果、短期HL分析線が−400ポイント以下になり、HL分析平均線は−200ポイントを大きく割り込みました。過去の統計によると、これは日経平均株価の上昇基調が終わり、下落基調になった可能性が大きいのを意味します。 この状態では、軽々にプット売りを仕掛けることはできません。過去の統計では、このようなHL分析平均線の急落の後しばらくして短期HL分析線が−100ポイントを回復すれば、以降はまた安定した相場展開になることが多いようです。 5月24日の引けで、短期HL分析線が−100ポイントを超え、日経平均株価はようやく回復の兆しを見せてきました。そこで、翌5月25日の朝寄付きで6月限のプットを売ります。 6月限プットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日5月24日の引けでのプット価格を調べます。 プット価格の引値が40円以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格10000円のものが15円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年5月25日の朝寄り付きで6月限のプット10000円の売りを行います。売値は15円でした。 またヘッジのために、同時にプット9500円の買いを行います。買値は4円でした。 その後、日経平均株価は予想したように上昇し、2004年6月のSQでは11600円がらみとなりました。 従って、2004年6月限のプット売りにより、 15円−4円 = 11円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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上記のように、この6ヶ月間に6回のオプション売りを仕掛けることになります。各回のオプション売りの売買差益(手数料、税金は考慮しない)、それらの合計(手数料、税金は考慮しない)は次の通りです。
この表右端の利益の欄から、6回のオプション売りのすべてで売買差益が得られているのが見られます。今回は、日経平均相場の上昇トレンド、下降トレンドが比較的長く続いたのが幸いしたようです。 この6ヶ月間の売買差益の合計は85円となりました(手数料、税金は考慮しない)。仮に、オプションを1枚売るのに40万円の証拠金が必要であったとすると、その40万円の元金で、6ヶ月間に8.5万円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)を挙げたということになります。年間利益率に換算すると、約42パーセントとなります。 かなりしっかりしたヘッジを併用していることを考慮すれば、相当な成績といえましょう。 |
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