| 平均株価研究会 | オプションHL売りの実際(2) |
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2002年5月にかけて堅調に推移した日経平均株価の相場でしたが、6月に入ると、私どもの日経平均株価分析プログラムは相場の陰転を検出しました。その後は、結局年末まで、日経平均株価相場は急落していきました。 この期間で、これまで説明したヘッジつきオプション売りがどのような成果を挙げたかを調べましょう。 |
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6月のSQのあたりで、日経平均株価の6日移動平均線が48日移動平均線を割り込み、また短期HL分析線が過去2ヶ月間の最低値になり、HL分析平均線はゼロ以下になるなど、日経平均株価の下落基調が鮮明になってきました。 そこで、6月限SQ6月13日の朝寄付きで7月限のコールを売ります。 2002年7月限コールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日6月12日の引けでのコール価格を調べます。権利行使価格12500円のものが、25円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2002年6月13日の朝寄り付きで、7月限のコール12500円の売りを行います。売値は25円でした。 またヘッジのために、同時にコール13000円の買いを行います。買値は7円でした。 その後日経平均株価は予想したように急落しました。その後日経平均株価はやや反発し、7月1日の引けで短期HL分析線は−100ポイントを回復しました。 そこで、翌7月2日の朝寄付きで7月限のコール12500円を買い返済しました。この日は7月限のコール12500円、13000円は値が付かなかったのですが、ここではデータ整理のため両方ともゼロ円で決済できたとみなします。 結局2002年7月限のコール売りにより、 25円−7円 = 13円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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6月初からの日経平均株価急落の結果、短期HL分析線が−400ポイント以下になり、HL分析平均線は−200ポイントを大きく割り込みました。過去の統計によると、これは日経平均株価の上昇基調が終わり、下落基調になった可能性が大きいのを意味します。 この状態では、軽々にプット売りを仕掛けることはできません。過去の統計では、このようなHL分析平均線の急落の後しばらくして短期HL分析線が−100ポイントを回復すれば、以降はまた安定した相場展開になることが多いようです。 7月1日の引けで、短期HL分析線が−100ポイントを超え、日経平均株価はようやく回復の兆しを見せてきました。そこで、翌7月2日の朝寄付きで6月限のプットを売ります。 2002年7月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、7月1日の引けでのプット価格を調べます。権利行使価格10000円のものが、35円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、翌2002年6月28日の朝寄り付きで、7月限のプット10000円の売りを行います。売値は60円でした。 またヘッジのために、同時にプット9500円の買いを行います。買値は15円でした。 その後日経平均株価は上昇してからやや下落しましたが、7月限のSQでは10600円がらみとなりました。 結局2002年7月限のプット売りにより、 60円−15円=45円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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7月15日の引けで、短期HL分析線の値はHL分析平均線の値を50ポイント以上下回りました。そこで、翌7月16日の朝寄り付きで2002年8月のコール売りを行います。 コール価格が80円以下の範囲で権利行使価格を決定します。2002年8月限11500円のコールが40円で引けていたので、これに決めます。 以上の検討により、2002年7月16日の朝寄り付きで、8月限のコール11500円の売りを行います。売値は35円でした。また、8月限のコール12000円の買いを行います。買値は10円でした。 その後、日経平均株価は期待したように急落しました。7月の末には売りは一巡し、7月30日の引けで短期HL分析線の値は−100ポイント以下ディップ値から上昇してHL分析平均線を上回りました。 そこで、翌7月31日の朝寄り付きで8月限のコール11500円を買い返済しました。買値は2円でした。また8月限のコール12000円を売り返済しました。売値は1円でした。そこで、2002年8月限のコール売りにより、 35円−10円−(2−1)円=24円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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7月31日の朝寄り付きで、今度は2002年8月限のプット売りを行います。プット価格は40円以下の範囲で選択します。 2002年8月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日7月30日のプット価格の引値を調べます。 権利行使価格9000円のものが、10円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、前月限の満期日2002年7月31日の朝寄り付きで8月限のプット9000円の売りを行います。売値は10円でした。 またヘッジのために、同時にプット8500円の買いを行います。買値は2円でした。 その後、日経平均株価はほぼ持ち合いに推移し、8月限のSQでは9800円がらみとなりました。 従って、2002年9月限のプット売りにより、 10円−2円=8円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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8月7日の引けで9月限のプット売りの条件が満たされたので、翌8月8日の朝寄付きで2002年8月限のプット売りを行います。プット価格は40円以下の範囲で選択します。 2002年8月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日8月7日のプット価格の引値を調べます。 権利行使価格8000円のものが、35円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、前月限の満期日2002年8月8日の朝寄り付きで9月限のプット8000円の売りを行います。売値は25円でした。 またヘッジのために、同時にプット8500円の買いを行います。買値は10円でした。 その後、日経平均株価は上昇した後下落し、8月29日の引けで短期HL分析線の値は下落してHL分析平均線を50ポイント以上下回りました。 そこで、翌8月30日の朝寄付きで、9月限プット8000円を買い返済しました。買値は45円でした。またプット8500円を売り返済しました。売値は10円でした。 従って、2002年9月限のプット売りにより、 25円−10円−(45−10)円 = −20円 の売買差損が発生しました(手数料、税金は除く)。 | |
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今度は、8月30日の朝寄付きで、9月限コールを売ります。コール価格は80円以下の範囲で選択します。 2002年9月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日8月29日のコール価格の引値を調べます。 権利行使価格10000円のものが、75円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、8月30日の朝寄付きで、9月限コール10000円を売りました。売値は85円でした。 またヘッジのために、同時にコール10500円の買いを行います。買値は15円でした。 その後、日経平均株価は急落し、9月限のSQでは9300円がらみとなりました。 従って、2002年9月限のコール売りにより、 85円−15円 = 70円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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9月17日の引けで、短期HL分析線の値は上昇してゼロ以上になりました。そこで、翌9月18日の朝寄付きで2002年10月限のプット売りを行います。プット価格は40円以下の範囲で選択します。 2002年10月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日9月17日のプット価格の引値を調べます。 権利行使価格8000円のものが、20円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、前月限の満期日2002年9月18日の朝寄り付きで10月限のプット8000円の売りを行います。売値は25円でした。 またヘッジのために、同時にプット7500円の買いを行います。買値は8円でした。 その後、日経平均株価は予想に反して下落し、9月25日の引けで短期HL分析線が下落して、HL分析平均線を50ポイント以上下回りました。 そこで、翌9月26日の朝寄付きで、10月限プット8000円を買い返済しました。買値は15円でした。またプット7500円を売り返済しました。売値は4円でした。 従って、2002年10月限のプット売りにより、 25円−8円−(15−4)円 = 6円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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今度は9月26日に2002年10月限のコール売りを行います。9月25日の引けで、コールの価格は80円以下の範囲で選択します。 9月25日の引けで、2002年10月限のコールのうち権利行使価格10000円のものが50円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年9月26日の朝寄り付きで2002年10月限のコール10000円の売りを行います。売値は60円でした。 またヘッジのために、同時にコール10500円の買いを行います。買値は20円でした。 その後、日経平均株価は期待したように急落し、10月限のSQでは8500円がらみとなりました。 従って、2002年10月限のコール売りにより、 60円−20=40円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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10月16日の引けで、短期HL分析線が−100ポイント以上に上昇しました。そこで、今度は10月17日の朝寄り付きで、11月限のプット売りを行います。前日10月15日の引けでのプットの価格は40円以下の範囲で選択します。 10月15日の引けで、2002年11月限のプットのうち権利行使価格7500円のものが、25円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年10月16日の朝寄り付きで2002年11月限プット7500円の売りを行います。売値は25円でした。 またヘッジのために、同時にプット7000円の買いを行います。買値は7円でした。 その後、日経平均株価は若干上下しましたが、11月限のSQ8日では8900円がらみとなりました。 従って、2002年11月限のプット売りにより、 25円−7円=18円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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11月11日の引けで、短期HL分析線が下落して、HL分析平均線を50ポイント以上下回りました。そこで今度は、11月12日の朝寄付きで2002年12月限のコールを売ります。コール価格は80円以下の範囲で選びます。 2002年11月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日2002年11月11日のコール価格引値を調べます。 権利行使価格9500円のものが、25円で引けていましたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年11月12日の朝寄り付きで12月限コール9500円の売りを行います。売値は20円でした。 またヘッジのために、同時にコール10000円の買いを行います。買値は5円でした。 その後、日経平均株価は期待通り急落しました。11月の中ごろには一段安となったあと急反発し、11月21日の引けで短期HL分析線がゼロ以上となりました。 そこで、翌11月22日の朝寄付きで、2002年12月限コール9500円の売りを買い返済しました。買値は30円でした。また、コール11000円の買いを売り返済しました。売値は7円でした。 2002年11月限のコール売りにより、 20円−5円−(30−7)円=−8円 の売買差損が発生しました(手数料、税金は除く)。 | |
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今度は、11月22日の朝寄付きで2002年12月限のプットを売ります。プット価格は40円以下の範囲で選びます。 2002年12月限のプットのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日2002年11月21日のプット価格引値を調べます。 権利行使価格7500円のものが、10円で引けていたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年11月22日の朝寄り付きで12月限のプット7500円の売りを行います。売値は8円でした。 またヘッジのために、同時にプット7000円の買いを行います。買値は2円でした。 その後、日経平均株価は急騰し、私どもの日経平均株価プログラムは陽転して分析チャートの背景色はピンクになりました。12月のSQでは、日経平均株価は8900円がらみとなりました。 結局2002年11月限のプット売りにより、 8円−2円 = 6円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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上記のように、この6ヶ月間に11回のオプション売りを仕掛けることになります。各回のオプションSQ売りの売買差益(手数料、税金は考慮しない)、それらの合計(手数料、税金は考慮しない)は次の通りです。
この6ヶ月間の売買差益の合計は、202円でした。仮に、オプションを1枚売るのに40万円の証拠金が必要であったとすると、その40万円の元金で、6ヶ月間に20.2万円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)を挙げたということになります。売買成果が安定していることを考慮すれば、相当な好成績といえましょう。 |
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