まず、オプションの買いで利益をあげるための、基本的な条件について検討しましょう。
- 先に説明したように、オプションの買いで大きく利益をあげるには、アウトオブマネーの状態(ある権利行使価格より株価が「外側」ある状態)で買いを行い、なるべく早期に株価が「内側」に動いてインザマネーの状態になることを期待する、ということになります。
- 例をあげると、現在日経平均株価が8700円であり、日経平均相場が上昇基調でやがて9000円を超える可能性があると判断した場合、コール9000円を買います。逆に日経平均相場が下落基調でやがて8500円を割る可能性があると判断した場合、プット8500円を買います。
- いずれの場合も、オプションの買いはなるべく近い将来に日経平均株価が急に大きく動くことを期待して仕掛けます。日経平均株価が持ち合っていると、オプションの時間的価値が減少し、オプションの買いで利益をあげられるチャンスは少なくなります。
- 以上から、オプションの買いで利益をあげるには
@近い将来に日経平均株価の動く方向が、かなりの確率で予測できる。
Aしかも、その方向に一ヶ月以内にかなりのスピードで動くのが期待できる。
という二つの条件が満たされる必要がある、というのがわかります。
株式投資の経験がある方なら、日経平均株価の動く方向を安定して捉えるのが難しいのをご存知でしょう。それに加えて、一ヶ月以内に大きくその方向に動くという条件を満たさなければならないのです。
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