| 平均株価研究会 | ローリスク・オプション売りの実績(5) |
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11月のはじめの相場陰転以降、しばらくはそれほど安くなることもなくもみあっていましたが、年末にかけてまた上昇の動きとなり、私どもの日経平均株価分析プログラムは本年最後の取引日12月30日の引けで相場の陽転を宣言しました。 その後は底堅い相場が続いていましたが、5月に入るとアメリカNY市場での下落が波及し、5月10日には予想外の急落となりました。私どもの日経平均株価分析プログラムは、その日の引けで相場の陰転を告げました。 この期間で、これまで説明したローリスク・オプション売りがどのような成果を挙げたかを調べましょう。 |
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2003年12月10日の引けで、短期HL分析線の値はHL分析平均線の値を90ポイント以上下回りました。しかし、この時点での短期HL分析線、HL分析平均線は2ヶ月以内の前のピークを大きく越えており、日経平均株価相場が上昇基調に転じた可能性を示唆しています。 そこで、2004年1月限のコールは売らないことにします。 2004年2月限も、やはりコール売りは見送りにします。 |
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4月9日の引けで、短期HL分析線は100ポイント以上のレベルから50ポイント以上下落して100ポイント以上のレベルにあるHL分析平均線を割り込みました。 この時点での短期HL分析線、HL分析平均線は2ヶ月以内の前のピークを大きく下回っており、日経平均株価相場の上昇ピッチが鈍化しつつあるのを示唆しています。 そこで、翌4月12日の朝寄付きで5月限のコールを売ります。 どの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日4月9日の引けでのコール価格を調べます。 コール価格の引値が80円がらみ以下の権利行使価格を選択します。権利行使価格12500円のものが90円で引けていましたので、これを選択します。 以上の検討により、2004年4月16日の朝寄り付きで5月限のコール12500円の売りを行います。売値は95円でした。またヘッジのために、同時にコール13000円の買いを行います。買値は30円でした。 その後、日経平均株価は急落し、2004年5月限のSQでは11000円の近くになりました。 結局2004年5月限のSQで、コール12500円、コール13000円はともにゼロ円で自動決済されました。従って、2004年5月限のコール売りにより、 95円−30円 = 65円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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上記のように、この6ヶ月間に仕掛けたコール売りは一回だけでした。その売買差益合計(手数料、税金は考慮しない)は次の通りです。
この6ヶ月間の売買差益の合計は40円となりました(手数料、税金は考慮しない)。仮に、オプションを1枚売るのに40万円の証拠金が必要であったとすると、その40万円の元金で、6ヶ月間に6.5万円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)を挙げたということになります。年間利益率に換算すると、32.5パーセントとなります。 かなりしっかりしたヘッジを併用していることを考慮すれば、まずまずの成績といえましょう。 |
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