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2002年5月にかけて堅調に推移した日経平均株価の相場でしたが、6月に入ると、私どもの日経平均株価分析プログラムは相場の陰転を検出しました。その後は、結局年末まで、日経平均株価相場は急落していきました。 この期間で、これまで説明したローリスク・オプション売りがどのような成果を挙げたかを調べましょう。 |
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7月11日の引けで、短期HL分析線の値は100ポイント以上のピーク値から下落してHL分析平均線の値を下回りました。 また、この時点から2ヶ月ほど前からの短期HL分析線、HL分析平均線の推移を見るとどちらも低下傾向にあり、日経平均株価相場が弱含みになっているように思われます。 そこで、翌7月12日の朝寄り付きで2002年8月のコール売りを行います。 コール価格が80円以下の範囲で権利行使価格を決定します。2002年8月限11500円のコールが70円で引けていたので、これに決めます。 以上の検討により、2002年7月12日の朝寄り付きで、8月限のコール11500円の売りを行います。売値は80円でした。また、8月限のコール12000円の買いを行います。買値は25円でした。 その後、日経平均株価は期待したように急落し、8月に入ると10000円以下となりました。 結局8月限のコール11500円は、いずれもSQでゼロ円自動決済されました。そこで、2002年8月限のコール売りにより、 80円−25円=55円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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8月29日の引けで、短期HL分析線の値は100ポイント以上のピーク値から下落してHL分析平均線の値を下回りました。 また、この時点から2ヶ月ほど前からの短期HL分析線、HL分析平均線の推移を見るとどちらも低下傾向にあり、日経平均株価も株価の48日移動平均線に沿って下落しています。 そこで、翌8月30日に2002年10月限のコール売りを行います。コールの価格は80円以下の範囲で選択します。 8月29日の引けで、2002年10月限のコールのうち権利行使価格10500円のものが75円で引けていましたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年9月4日の朝寄り付きで2002年10月限のコール10500円の売りを行います。売値は85円でした。同時に2002年10月限のコール11000円の買いを行います。買値は30円でした。 その後、日経平均株価は期待したように急落しましたが、9月の中ごろには少し反発し始めました。10日の引けで、短期HL分析線の値は−100ポイント以下のレベルでHL分析線の値を上回りました。 そこで、翌11日の朝寄付きで2002年10月限コール10500円の売りを買い返済します。買値は50円でした。また、2002年10月限コール11000円を20円で売り返済しました。したがって2002年10月限のコール売りにより、 85円−30円−(50−20)円=25円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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9月24日の引けで、短期HL分析線の値は100ポイント以上のピーク値から下落してHL分析平均線の値を下回りました。 また、この時点から2ヶ月ほど前からの短期HL分析線、HL分析平均線の推移を見るとどちらも低下傾向にあり、日経平均株価も株価の48日移動平均線に沿って下落しています。 そこで、翌9月25日の朝寄付きで2002年11月限のコールを売ります。コール価格は80円以下の範囲で選びます。 2002年11月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前日2002年9月24日のコール価格引値を調べます。 権利行使価格10500円のものが、75円で引けていましたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年9月25日の朝寄り付きで11月限のコール10500円の売りを行います。売値は60円でした。同時に11月限のコール11000円の買いを行います。買値は25円でした。 その後、日経平均株価は期待通り急落しました。10月の中ごろには一段安となったあと急反発し、10月15日の引けで短期HL分析線の値は−100ポイント以下のレベルでHL分析線の値を上回りました。 そこで、翌10月16日の朝寄付きで、2002年11月限コール10500円の売りを買い返済しました。買値は15円でした。また、コール11000円の買いを売り返済しました。売値は5円でした。2002年11月限のコール売りにより、 60円−25円−(15円−5円)=25円 の売買差益が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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11月11日の引けで、短期HL分析線の値は100ポイント以上のピーク値から下落してHL分析平均線の値を下回りました。 また、この時点から2ヶ月ほど前からの短期HL分析線、HL分析平均線の推移を見るとどちらも低下傾向にあり、日経平均株価も株価の48日移動平均線に沿って下落しています。 そこで、翌12日の寄り付きで2002年12月限のコールを売ることにします。 2002年12月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、2002年11月11日のコール価格引値を調べます。 権利行使価格9500円のものが、25円で引けていましたので、これを選択します。 以上の検討により、2002年11月12日の朝寄り付きで2002年12月限のコール9500円の売りを行います。売値は20円でした。同時に1月限のコール10000円の買いを行います。買値は5円でした。 その後、日経平均株価はしばらくもみ合っていましたが、やがて11月の末にかけ上昇してきました。11月21日の引けで、短期HL分析線の値が−100ポイント以下のレベルでHL分析線の値を上回りました。 そこで、翌11月25日の朝寄付きで2002年12月限のコール9500円の売りを買い返済します。買値は20円でした。同時に1月限のコール10000円の売り返済を行います。売値は3円でした。従って、2002年12月限のコール売りにより、 20円−5円−(20円−3円)=−2円 の売買差損が発生しました(手数料、税金は除く)。 |
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上記のように、この6ヶ月間に4回のコール売りを仕掛けることになります。各回のコール売りの売買差益(手数料、税金は考慮しない)、それらの合計(手数料、税金は考慮しない)は次の通りです。
この6ヶ月間の売買差益の合計は、103円でした。仮に、オプションを1枚売るのに40万円の証拠金が必要であったとすると、その40万円の元金で、6ヶ月間に10万3000円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)を挙げたということになります。 年間では51.5パーセントの利益率(手数料、税金は考慮しない)となり、私どもが目標とする20パーセントの利益率をオーバーしました。前のページの2002年前半の成績とあわせると、2002年全体では56.8パーセントの利益率(手数料、税金は考慮しない)となります。売買成果が安定していることを考慮すれば、かなりの成績といえましょう。 |
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