平均株価研究会 新日鉄の短期売買  ’98/6〜’99/6 メニューに戻る

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新日鉄株の分析
 前ページでは、新日鉄株の長期変動とその中の現在の相場の位置づけ、および最近半年の相場のテクニカル分析について説明いたしました。
今回は、現在私が持っている長期の新日鉄株日足データを利用して、1998年以降の新日鉄株の短期売買のタイミングを調べてみましょう。

新日鉄9812

新日鉄株 ’98年後半
 上図のチャートに見られるように、この時期の新日鉄株は’97年8月はじめまではチャートの背景色はピンクとなっていましたが、それ以降は下落傾向となり、チャートの背景色は薄青となりました。
しかし、10月以降は下げ渋りから反発しはじめました。

1998年8月31日の新日鉄買い
  • 新日鉄株相場の分析
     私どものトレンド分析プログラムが新日鉄株相場は中勢的に上昇基調と判断した中で、8月末に新日鉄株は急落し、8月28日には短期HL分析線の値は−529.8ポイントと−500ポイントを下回ってきました。

  • 新日鉄株の買付け
     そこで、翌8月31日の朝寄り付きで、新日鉄株を買いました。買値は221円でした。

  • その後の相場の推移
     その後、新日鉄株は期待に反して下落してしまいました。9月11日の引けで私どものトレンド分析プログラムは相場の陰転を告げました。もともと短期の上昇を期待して買ったのですから、ここは撤退しましょう。

  • 新日鉄買いの売り決済
     そこで、その翌日9月14日の朝寄り付きで、新日鉄株を売り決済しました。売値は205円でした。従って、この新日鉄買いは
         205−221=−16円
    の売買差損(手数料、税金は考慮しない)となりました。
1998年10月9日の新日鉄売り
  • 新日鉄株相場の分析
     私どものトレンド分析プログラムが新日鉄株相場は中勢的に下落基調と判断した中で、10月はじめに新日鉄株は急反発し、10月8日には短期HL分析線の値は539.4と500ポイントを超えてきました。

  • 新日鉄株の売付け
     翌日10月9日の朝寄り付きでの、新日鉄株の売値は210円でした。

  • その後の相場の推移
     その後、新日鉄株は一時期待通りに下落しましたが、その後は反発に転じ、11月5日の引けで短期移動平均線は中期移動平均線を上回ってきました。ここは撤退しましょう。

  • 新日鉄買いの売り決済
     そこで、その翌日11月5日の朝寄り付きで、新日鉄株を買い決済しました。買値は225円でした。従って、この新日鉄買いは
         210−225=−15円
    の売買差損(手数料、税金は考慮しない)となりました。
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新日鉄株 ’99年前半
 ’98年12月に入ると、私どものトレンド分析プログラムは新日鉄株相場の陽転を宣言し、以降チャートの背景色はそれまでの薄青からピンクに変りました。
’99年3月以降は、しっかりした上昇基調が明瞭となりました。

新日鉄9907

1998年12月30日の新日鉄買い
  • 新日鉄株相場の分析
     私どものトレンド分析プログラムが新日鉄株相場は中勢的に上昇基調と判断した中で、1998年12月以降は新日鉄株は1ヶ月以上にわたり下落しました。12月末以降は、短期HL分析線の移動平均値が−180ポイントを下回ってきました。

  • 長い調整期間の終わり
     短期HL分析線の移動平均値が−160ポイントを下回ったときは、いわゆる値幅、日柄の調整がかなり進行した状態と考えられます。この領域で短期HL分析線が中期移動平均線を下から上に抜けた場合には、長い調整期間の終わりとみなし、買いを行います。
    1998年12月29日の引けでの中期移動平均値は−172.9で、短期HL分析線はその中期移動平均線を上に抜けました。

  • 新日鉄株の買付け
     そこで、翌12月30日の朝寄り付きで、新日鉄株を買いました。買値は208円でした。

  • その後の相場の推移
     その後、新日鉄株はそれほど上昇せず、ほぼ横ばいで推移しました。1999年2月16日の引けで短期移動平均線は中期移動平均線を下回ってきましたので、売却を行います。

  • 新日鉄買いの売り決済
     そこで、その翌日2月17日の朝寄り付きで、新日鉄株を売り決済しました。売値は200円でした。従って、この新日鉄買いは
         200−208=−8円
    の売買差損(手数料、税金は考慮しない)となりました。
1999年6月7日の新日鉄買い
  • 新日鉄株相場の分析
     私どものトレンド分析プログラムが新日鉄株相場は中勢的に上昇基調と判断した中で、1999年5月以降は新日鉄株は1ヶ月以上にわたり下落しました。6月3日以降は、短期HL分析線の中期移動平均値が−160ポイントを下回ってきました。

  • 長い調整期間の終わり
     中期移動平均線が−160ポイントを下回ったときは、いわゆる値幅、日柄の調整がかなり進行した状態と考えられます。この領域で短期HL分析線が中期移動平均線を下から上に抜けた場合には、長い調整期間の終わりとみなし、買いを行います。
    1999年6月7日の引けでの中期移動平均値は−202.6で、短期HL分析線はその移動平均線を上に抜けました。

  • 新日鉄株の買付け
     そこで、翌6月8日の朝寄り付きで、新日鉄株を買いました。買値は253円でした。

  • その後の相場の推移
     その後、新日鉄株は期待通りに上昇しました。6月30日の引けで短期移動平均線は中期移動平均線を下回ってきましたので、利食いを行います。

  • 新日鉄買いの売り決済
     そこで、その翌日7月1日の朝寄り付きで、新日鉄株を売り決済しました。売値は291円でした。従って、この新日鉄買いは
         291−253=38円
    の売買差益(手数料、税金は考慮しない)となりました。
もみ合い圏での短期売買
 1998年の秋から1999年3月までは、新日鉄株の相場には明瞭なトレンドがなく210円を中心としたもみ合いに終始しました。このような状況では、短期売買もなかなかタイミングがとらえにくいのが普通です。
私どもの方式では、この間に3回の短期売買を行っていますが、結局若干の損に終わっています。このような領域での損をできるだけ少なくし、明瞭なトレンドが発生した場合には大きく稼ぐようにするのが、短期売買のコツといえましょう。

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