平均株価研究会 新日鉄株の短期売買  ’97/6〜’98/6 メニューに戻る

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新日鉄株の分析

 前ページでは、新日鉄株の長期変動とその中の現在の相場の位置づけ、および最近半年の相場のテクニカル分析について説明いたしました。
今回は、現在私が持っている長期の新日鉄株日足データを利用して、1997年以降の新日鉄株の短期売買のタイミングを調べてみましょう。

新日鉄株 ’97年後半

 下図のチャートに見られるように、この時期の新日鉄株は’97年8月はじめまではチャートの背景色はピンクとなっていましたが、それ以降は下落傾向となり、チャートの背景色は薄青となりました。私どものトレンド分析プログラムがこの時期の新日鉄株の動向をかなり的確にとらえているのがわかります。

97年5月23日の引けで、短期HL分析線の値は−120ポイントとなり、−90ポイントを割り込みました。そこで、翌26日の朝寄付きで新日鉄株の売りを行います。売値は349円でした。

その後新日鉄株は若干下落した後また反発し、6月10日には短期HL分析線の値は底値から90ポイント以上上昇しました。そこで、翌11日の朝寄付きで新日鉄株の買いを行います。買値は346円でした。

しかしこの上昇は長続きせず、7月22日の引けで短期HL分析線の値は再び−90ポイントを割ってきたので、翌7月23日の朝寄付きで新日鉄株の売りを行います。売値は343円でした。

以降、8月にはチャートの背景色は薄青になり短期HL分析線の値はマイナスとなったので、年末まで売りを継続します。

新日鉄9712

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新日鉄株 ’98年前半

 ’98年1月に入ると新日鉄株は急落し、一時は146円の安値をつけました。これほどの突っ込みは3、4年に一度ぐらいしか起こりません。これまでの経験則ではこれほど急落すると、その後はすくなくとも一時的には反発が発生します。
今回もその経験則に基づき、私どものトレンド分析プログラムは1月26日の引けで新日鉄株相場の短期的底入れを宣言しました。翌27日の朝寄付きで、新日鉄株の買いを行います。買値は220円でした。
3月はじめには、新日鉄株は底値から100円ほども上昇しました。

新日鉄9806

’98年1月16日の新日鉄買い

  • 新日鉄株相場の分析
     1998年1月8日には短期HL分析線の値は−500ポイントを下回りましたが、この時点では私どものトレンド分析プログラムは新日鉄株相場はまだ下落中と判断していました(チャート背景色が薄青)ので、買いは行いません。
    1月14日になって、私どものトレンド分析プログラムは新日鉄株の突っ込み買い領域入りを宣言しました(チャート背景色がピンクに変化)。

  • V字の形成
     この時点で短期HL分析線の値は−673.8ポイントでした。上昇基調と判断された領域で短期HL分析線の値が−500ポイント以下であれば、即刻買いです。

  • 新日鉄株の買付け
     翌1月16日の朝寄り付きで、新日鉄株を157円で買いました。

  • その後の相場の推移
     その後、新日鉄株は期待通り急反発しました。2月12日にはザラ場で250円の高値をつけましたが、その後は調整に転じ、2月13日の引けで短期HL分析線の短期移動平均線が上から中期移動平均線を割り込みました。ここで新日鉄株の買いを終了させます。

  • 新日鉄買いの売り決済
     そこで、その翌16日の寄り付きで新日鉄株を売却しました。売値は219円でした。従って、この新日鉄買いは
         219−157=62円
    の売買差益(手数料、税金は考慮しない)となりました。
’98年4月2日の新日鉄買い

  • 新日鉄株相場の分析
     1998年4月1日には短期HL分析線の値は−544.7ポイントと−500ポイントを下回りました。この時点では私どものトレンド分析プログラムは新日鉄株相場はまだ上昇中と判断していました(チャート背景色がピンク)ので、翌4月2日の朝寄り付きで買いを行います。
  • 新日鉄株の買付け
     翌4月2日の朝寄り付きで、新日鉄株を199円で買いました。

  • その後の相場の推移
     その後、新日鉄株は期待通り急反発しました。4月8日にはザラ場で229円の高値をつけましたが、その後は調整に転じ、4月28日には短期移動平均線が上から中期移動平均線を割り込みました。ここで新日鉄株の買いを終了させます。

  • 新日鉄買いの売り決済
     そこで、その翌30日の寄り付きで新日鉄株を売却しました。売値は212円でした。従って、この新日鉄買いは
         212−199=13円
    の売買差益(手数料、税金は考慮しない)となりました。
この1年間の短期売買

 結局この1年間に、新日鉄株の短期売買を2回行いました。うち、1回は157円で買って62円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)という大成功、もう1回は12円のプラスの成績でした。

上記2回の短期売買で、仕掛けから手仕舞いまでの平均期間は1ヶ月たらずです。このような短期間である程度の利益をあげようとすると、逆に失敗して大きな損失を受けることも多いのですが、私どもの方式では短期売買でもまずまずの安定性がありそうなことがわかりました。

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