平均株価研究会 新日鉄  ’97/6〜’98/6 メニューに戻る

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新日鉄株の分析
 前ページでは、新日鉄株の長期変動とその中の現在の相場の位置づけ、および最近半年の相場のテクニカル分析について説明いたしました。
今回は、現在私が持っている長期の新日鉄株日足データを利用して、1997年以降の新日鉄株の動向を分析してみましょう。

新日鉄株 ’97年後半
 下図のチャートに見られるように、この時期の新日鉄株は’97年8月はじめまではチャートの背景色はピンクとなっていましたが、それ以降は下落傾向となり、チャートの背景色は薄青となりました。私どものトレンド分析プログラムがこの時期の新日鉄株の動向をかなり的確にとらえているのがわかります。
その後の新日鉄株はジリ安となり、特に年末にかけて下げ足を速めました。

新日鉄9712

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新日鉄株 ’98年前半
 ’98年1月に入ると新日鉄株は急落し、一時は146円の安値をつけました。これほどの突っ込みは3、4年に一度ぐらいしか起こりません。これまでの経験則ではこれほど急落すると、その後はすくなくとも一時的には反発が発生します。
今回もその経験則に基づき、私どものトレンド分析プログラムは新日鉄株相場の短期的底入れを宣言しました。結果的にその判断は成功し、その後新日鉄株はそれまでの下げすぎの反動で急反発しました。3月はじめには、新日鉄株は底値から100円ほども上昇しました。
しかしこの相場は上昇力が弱く、しばらく底ばい状態が続きましたが、’98年5月に入るとやや上昇基調がはっきりとしてきて、再び240円を越える局面もありました。

新日鉄9806

「突っ込み買い」について
 私どものトレンド分析プログラムは、基本的に株価が底値からある程度上昇したら上昇傾向が見えたと判断し、株価が高値からある程度下落したら下落傾向が見えたと判断します。こういう判断の仕方を、「順張り」といいます(人によっては「順張り」という言葉の定義が異なる場合があります)。
こういう方式を採用するのは、過去の経験則や相場シミュレーションから、長期的にはこれがもっとも失敗の少ない方法であるのがわかっているからです。

しかし、上記98年1月初めの新日鉄株買いは、相場の極端な突っ込み(急落時の安値)を拾うという方法で行っています。このように、相場が極端に高くなった場合にその高値を売る、あるいは極度の下げ相場で安値を買うという方法を、「逆張り」といいます。
「逆張り」は、やりそこなうと短期間に大きな損害をうける恐れがあります。私どもの分析プログラムでは、長期間の相場分析データからかなり確度の高い「逆張り」を行えるようになっています。
今回も、この「逆張り」により底値圏で新日鉄株を買うことができました。

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