平均株価研究会 移動平均からのかい離度 メニューに戻る

対移動平均かい離度

 これまで解説したように、オプション投資の際のガイドにするために、私どもは値上がり/値下がり銘柄数を利用した指数UDレシオ、日経平均株価の日々の値上がり幅、値下がり幅を統計処理した指数PMレシオを利用します。

さらに、それらに加えてもう一つの株式指数を使用し、合計3種の株式指数によって総合的な相場判断を行うことにします。私どもが利用する3番目の株式指数は、株式市場分析の定番である日々の株価と短期移動平均線との間のかい離度です。

PKレシオの利用

 ここでは、その日々の株価と短期移動平均線との間のかい離度を「PKレシオ」と呼ぶことにします。まずはPKレシオのイメージをつかむために、2006年12月を含む半年あまりの日経平均株価日足とそれに対応するPKレシオのチャートを下に示します。


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オプション投資に利用できるには、PKレシオで株価と組み合わせる移動平均線の平均期間が短くなければなりません。上のチャートの場合は、18日移動平均線を利用しています。
PKレシオが上昇していって100ポイントラインを下から上に抜けたときは日経平均株価相場が目先強含みに推移すると判断します。反対に、PKレシオが下落していって100ポイントラインを上から下に抜けたときは日経平均株価相場が目先弱含みに推移すると判断します。

オプションの売りを行う場合には、上図のチャートでPKレシオが100ポイントラインを下から上に抜けたときはプットオプションを売ります。逆に、PKレシオが100ポイントラインを上から下に割ったときはコールオプションを売ります。

指数を複数利用する

 このように短期の移動平均線では、日々の株価が少し変動するとすぐに株価と移動平均線とのクロスが発生し、相場の方向を判断するのが困難な場合もあります。上図の分析チャートで左端の2006年4月から5月にかけてPKレシオが100ポイントラインを超えたりまた割ったりしているのは、その例です。

しかしこれまで何度も述べてきたように、私どもは、このPKレシオを含む3種の株式指数を併用して日経平均相場の動向を総合的に推測するので、PKレシオに若干の不安定性があってもそれほどの問題にはなりません。これにより、私どもの方式は、相場基調の転換が早く検出できる割には安定性が高く大きな判断ミスを減らすことができるのです。


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