| 平均株価研究会 | 平均株価の種類 |
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現在日本の株式市場では、東証1部だけでも約1450もの銘柄が上場されています。それらは毎日取引されて価格が付けられており、昨日より値上がりする銘柄もあれば、値下がりする銘柄もあります。 それでは、株式市場全体ではその日は値上がりしたといえるのでしょうか、あるいは値下がりしたといえるのでしょうか。これの一つの目安として、値上がりした銘柄数と値下がりした銘柄数を比較するという方法があります。 また、株式市場の全部あるいは一部の銘柄の価格の平均を算出し、それによって株式市場全体の動向を知るという方法が広く行われています。これが「平均株価」です。 |
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日本の株式市場の平均株価には現在いくつかの種類がありますが、それらの代表として「日経平均株価」と「東証平均株価(TOPIX)」が挙げられます。 日経平均株価は、アメリカで開発された「ダウ式修正平均株価」の手法を日本の株式市場東証1部上場銘柄に適用したものです。ある会社がたとえば増資をすると、株数が増えた分だけ株価が下がります。そのように市況変動以外の理由で株価が不連続になった場合、「除数」という補正係数を利用して株価の連続性を保つというのが、「ダウ式修正平均株価」の思想です。 1950年に東京証券取引所がこの平均株価の算出、公表を開始して以来、「東証ダウ平均株価」として広く利用されてきましたが、1968年に至って東京証券取引所は東証ダウ平均株価のかわりに「東証平均株価(TOPIX)」を公表するようになりました。 東証ダウ平均株価が基本的に225種の銘柄の株価を単純平均したものであるため、一部の値がさ株や品薄株の株価の変動によって大きく影響を受けやすいというのがその理由でした。 しかし、長年親しまれたダウ平均株価の継続を望む声も強かったので、日経グループがそれを引き継いで算出、公表を行うようになりました。これが「日経平均株価」です。 |
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東証平均株価(TOPIX)は、上記の日経平均株価のやや偏った特性を改善し、より株式市場全体の動向が反映されるようにと開発されたもので、基本的に東証全銘柄の株式数でウェイト付けした加重平均株価です。すなわち東証全銘柄の時価総額を指数化したものということができます。 これにより、日経平均株価のように一部の値がさ株の影響を大きく受けることはあまりなくなりましたが、今度は銀行株や電機株など時価総額の大きな業種の株価が変動したときの影響が大きくなりました。 現在は、機関投資家が株式相場全体の動向を調べる際には、まずこの東証平均株価(TOPIX)のチャートを観察することが多いとのことです。しかし、たとえば平均株価オプションは日経225をベースとしたものが圧倒的に広く利用されていることからもわかるように日経平均株価が現在各さまざまな投資家層で一般的に使われているので、もちろん日経平均株価のチャートも参照することでしょう。 |
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日経平均株価と東証平均株価(TOPIX)の違いを、各項目ごとに下表に示します。 |
| 項 目 | 日経平均株価 | 東証平均株価(TOPIX) |
| 算出・公表を行う組織 | 日経グループ | 東京証券取引所 |
| 対象銘柄 | 日経グループが選んだ225種 | 東証1部上場全銘柄 |
| 対象銘柄の入れ替え |
年一回の定例見直し 入れ替えの影響が大きい場合もある |
入れ替えの影響は小さい |
| 平均の方法 | ダウ式修正平均 | 各銘柄の株式数による加重平均 |
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平均株価に影響を 与えやすいグループ |
値がさ株 品薄株 |
超大型株 銀行株など時価総額の大きな株 |
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平均株価に影響を 与えにくいグループ |
低位株 |
小型株 時価総額の小さな株 |
| 関連有価証券 |
日経株価平均ETF 日経平均先物 N225オプション |
TOPIX ETF TOPIX先物 TOPIXオプション |
| 長期連続性 | 算出は1949年から行われている。 | 算出は1968年から行われている。 |
| 2003年末の値位 | 10000円より少し上 | 1000円より少し上 |
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| 2003年の前半を例にとり、日経平均株価と東証平均株価(TOPIX)のチャートを並べて比較してみましょう。両チャートはよく似た動きとなっていますが、細部が微妙に違っているのが見て取れると思います。 |
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