| 平均株価研究会 | 外国為替相場 |
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実は、私は自分で外国為替の取引をしたことは、一度もありません。 その私がこのページで外国為替について触れるのは、このウェブの他のページで説明してきた平均株価の分析手法が、外国為替の値動きの分析に適用できるかどうかを確認したいためです。 従って私は、外国為替の値動きを平均株価と同じように値動きのある投資物件として考えているのであり、外国為替の取引の際注意しなければならない値動き以外の要素(手数料、内外金利差など)については、このページではまったく無視させていただきます(いずれ、これらも含めた投資成果を発表します)。 |
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たとえば、日本の空港から飛行機に乗ってアメリカに行き、しばらく滞在してからまた日本に帰ってくる場合を考えましょう。アメリカに滞在し、生活するにはアメリカの通貨であるドルが必要なので、日本から出国するとき、手持ちの日本円をドルに交換します。その際は、その日の円ドル為替交換レート(単にドルレートということもある たとえば1ドル=114円)に従って、空港内の銀行などの窓口で交換を行います。 そのドルレートは、銀行間の大口為替取引(インターバンク取引)によって決まります(為替の取引所というものは存在しません)。テレビニュースなどで、たとえば 115.60 - 115.70 というように表示されますが、これは、銀行がドルを買って円に交換する際は 1ドル=115.60円、利用者が手持ち円を銀行でドルに交換する際は 1ドル=115.70円 というレートを適用するということを意味します。 私ども一般利用者が、たとえば手持ち円でトラベラーズ・チェックを買うときには、インターバンク取引の中値である"TTM"というレートに3円を上乗せしたレートが適用されます。 |
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このドルレートは、内外の為替市場で常に取引されており、時々刻々変動しています。 従って平均株価先物やETFと同じように、ドルレートを安値で買って後にドルレートが上昇したときに売却すれば、利益があげられます。逆に、まずドルレートを高値で売っておいて後にドルレートが下落したときに買い戻しても、利益があげられます(実際には日本とアメリカとの金利差などの問題があり、このように簡単にはいえません)。 銀行などの大口ディーラーは、頻繁にこのような外国為替の売買を行っています。 |
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上記のインターバンク市場の取引単位は、円/ドルの場合で100万ドルなので、個人投資家にはちょっと手が出せませんでした。少し前から小口の外国為替の売買(為替証拠金取引)が行えるようになり、個人でも市場に参加できるようになりました。 為替証拠金取引は、現在は円/ドル取引の場合は1万ドル単位で取引されるのが普通のようです。しかも総代金を必要としない証拠金取引なので、取引額よりも少ない資金で取引を行うことができます。これは、日経225先物などと同じような制度で、少資金で効率よく利益をあげられる可能性があります。 ただし、相場が投資家の思惑と反対の方向に動いた場合には、それだけ大きな損失が発生することになります。 |
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上記は外貨そのものを売買する取引ですが、それ以外に外貨預金、外貨MMF、外国債などがあります。これらについても、私はほとんど実際に行った経験がなく、以下は物の本で勉強したことを掲載します。
現在の日本の金利が歴史的な低水準にあるため、外貨預金、外国債などは概して国内の金融商品より利回りが大幅に高くなっています。ただしこの「利回り」なるものは、その金融商品をその外国通貨で購入し、その外国通貨で支払いを受ける場合の利回りです。 私どもが、日本円をこのような外貨建て金融商品で運用し、またその利息を日本円で支払ってもらおうとすると、2度にわたって通貨の交換をすることになります。そのたびに銀行に通貨交換手数料を払うことになりますが、これがかなり高額なので注意を要します。 さらに、通貨交換手数料よりもっと注意を払わなければならないことがあります。それは、日本円をこのような外貨建て金融商品で運用している期間に、為替レートが大幅に変動する可能性があることです。 その外貨建て金融商品の利息を日本円で支払ってもらおうとするときに、円がその外国通貨に対して高くなれば(たとえばドル安円高となれば)、円の利息は少ししか手にはいりません。為替レートの変動がが大幅な場合には、せっかくの利息が吹っ飛んでしまうこともあります。 このような為替リスクは、外貨建て金融商品にはつきものですので、十分に研究する必要があります。 逆に、その外貨建て金融商品の利息を日本円で支払ってもらおうとするときに、それを購入したときより円安になれば(たとえばドル高円安となれば)、円の利息は多く入手できます。すなわち、為替差益を享受できます。 従って外貨預金、外貨MMF、外国債などのような確定利の金融商品でも、外貨建てであれば、為替レートの変動の影響を大きく受けることがわかりました。 外貨建て金融商品で期待通りの利回りを得るためには、少なくとも大きな為替差損が出ないと思われる時期に投資を行う必要があります。 逆に為替動向をある程度読むことができれば、その外貨建て金融商品の利息プラス為替差益が入手できる可能性があります。 |
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以上説明したように、個人による為替証拠金取引の場合はもちろんのこと、表面的には確定利である外貨預金、外貨MMF、外国債などの金融商品でも、安定した利益をあげるには外国為替レート動向の研究・分析が必要となります。 そこで、このウェブの他のページで説明してきた平均株価の分析手法を拡張し、外国為替の値動きの分析に適用してみましょう。この研究結果は、今後毎週1ページずつこのウェブにアップして行く予定です。 |
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