ユーロ相場 ’99/6〜’00/6

ユーロ相場の分析
 前ページでは、ユーロ相場の長期変動とその中の現在の相場の位置づけ、および最近半年の相場のテクニカル分析について説明いたしました。
今回は、現在私が持っている約4年分のユーロ相場TTM(インターバンク取引の中値)のデータを利用して、1999年以降のユーロ相場の動向を分析してみましょう。

ユーロ相場 ’99年後半
 下図のチャートに見られるように、この時期のユーロ相場は年央からの下落基調がそのまま年末、2000年初まで継続しました。
チャートの背景色は、全面薄青となっており、私どものトレンド分析プログラムがこの時期のユーロ相場の動向をかなり的確にとらえているのがわかります。分析チャートの各分析線の値も大略ゼロ以下、-200ポイント以上となっており、ユーロ相場が安定した下落基調であったのがわかります。

ユーロ相場9912

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ユーロ相場 ’00年前半
 2000年に入ると、ユーロ相場は一時かなり反騰し、2月には110円を超える場面もありました。しかし私どものトレンド分析プログラムは、この上昇はそれまでの大幅下落の反動にすぎないと判断し、ユーロ相場は中勢としては下落基調(ユーロ安円高)であるとの判断を変えませんでした。従って、チャートの背景色は全面にわたって薄青のまま、変りませんでした。
下図チャートの下部の分析チャートでは、長期線が負の範囲で比較的低水準で推移しており、この時期のユーロ相場が緩やかな下落基調であったのを説明しています。

ユーロ相場0006

ユーロ売りの利益
 上のチャートの’99年7月に123円のユーロを売り、’00年6月まで持続したら、1ユーロあたり21円ほどの売買差益が得られたことになります。この時期にユーロ建て預金やユーロ建て債券投資を行っていたら、かなりの為替差益が得られたでしょう。


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