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| 平均株価研究会 | ドル/円相場 |
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日本で取引されている外国為替は多数ありますが、それらの中心は超大国アメリカの通貨ドルです。世界の各国の通貨は、ドルとの関連において変動しているといっても言い過ぎではありません。 ドルは、取引量が大変多いので取引の窓口もたくさんあり、取引の安定性も高といわれます。このように取引の信頼感が大きいということで、私どもの外国為替相場分析もドル相場の分析から出発しましょう。 現在私は、約7年分のドル相場TTM(インターバンク取引の中値)のデータを持っています。このウェブの他のページで説明してきた平均株価の分析手法をこのドル相場のデータに適用し、ドル相場の動向を分析してみましょう。 |
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ドル相場の分析を始める前に、まずドル相場の長期の変動を調べ、現在のドル相場が歴史的にどのような位置にあるのかを確認しましょう。下のチャートは、約23年前から現在までのドル相場の月足です。 歴史的には、ドルレートは戦後から長期にわたり360円/ドルの固定相場でしたが、その後日本経済の発展に伴い、変動相場制となりました。ドルレートは、一時は75円/ドルの円高となった時代もありましたが、最近23年間は、80円/ドルから160円/ドルの間で推移しています。 最近2年ほどはやや円高の方向に進みつつあり、現在のレートは90円/ドル台前半になっています。 |
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上図月足チャートには、ドル相場の月次ローソク足チャートに重ねて3本の曲線が描かれています。赤い線、青い線、グレーの線は、それぞれ株価の12ヶ月(1年)、24ヶ月(2年)、60ヶ月(5年)移動平均線です。 新聞やウェブなどで週足チャートと組み合わせて表示されている移動平均線は通常13週線と26週線ですが、上図月足チャートに描かれているのはそれらよりはるかに平均期間が長期の移動平均線です。 |
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上図月足チャートを見ながら、ドル/円相場の長期動向について簡単に説明いたします。
上図月足チャートの左端1987年ごろのドルレートは160円がらみ、現在2009年半ばのレートは90円台前半となっています。その間ドル/円相場はかなり変動していますが、全体としては長期的にドル安傾向であったといえましょう。 なお上図月足チャートの左端1987年より5年程前には、ドルレートは250円がらみの高値をつけた後、急落しています。このドル安傾向は2007年以降明瞭になり、現在2009年もこの傾向が継続しています。 上図チャートで、グレーの実線はドルレートの60ヶ月(5年)移動平均線です。チャートを見ると、1990年あたりから現在までのドル相場は、大略この5年移動平均線を中心として変動しているように思われます。 その5年移動平均線は、1980年代後半から1990年代前半にかけて急落した後、2000年代初めにかけてやや戻して上昇傾向になりました。しかし、その傾向は長くは続かず、2004年ごろから5年移動平均線は再び緩やかな下降傾向になっています。 上図月足チャートを見ると、上記長期的変動と数年単位の小変動が重畳されてドル相場が形成されているのがわかります。小変動の山から谷あるいは谷から山までは2〜3年の場合が多いようです。 この小変動の変動幅はかなり大きい場合があるので、安全のためにはこの小変動の変動にもある程度対応する必要があります。 私どもは、これまでこのウェブで日経平均株価など平均株価について詳細に研究してきました。その平均株価の変動とドルレートの変動とを比較すると、まずドルレートの変動のほうがずっとボラティリティが小さいのが見られます。上記チャートと同じ期間に日経平均株価は39000円がらみから7000円まで変動しましたが、ドルレートの変動は160円から80円までにとどまりました。 ボラティリティが小さいのを反映してか、上記数年単位のドル相場の小変動期間では相場の変動は平均株価の変動に比較してスムーズで不規則な動きが少ないように思われます。それを利用して、比較的簡単なアルゴリズムでドル相場の上昇傾向、下落傾向をある程度判別できます。 上図月足チャートで、1995年にはドルレートが大きく下落して80円に近くなり、1998年には逆にドルレートが高騰して140円を超えました。 これらのようにドル相場が大きく変動した場合には、通常ドルレートの月間値が5年移動平均線から大きくかい離します。それを利用して、ドルレートの大幅下落時あるいは大幅高騰時に機敏に反対売買をして利益をあげることも可能です。 一方、チャートの背景色が薄青の領域は上記方式によりドルレートが下落傾向と判断された時期を示します。この方式の詳細については、今後このウェブでおいおい解説して行きます。 |
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