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次に2002年6月〜2002年12月にかけての期間で、毎月SQの日にアウトオブマネーのコールを売った場合を検討しましょう。ETFの現物と組み合わせて売りを行うため、バーティカルスプレッドはせず、単純なコール売りだけ行います。 この領域では、2002年6月の相場陰転以降はチャートの背景色が全部薄青になっていて、ETFの現物ではほぼ毎月評価額が低下しています。それをコール売りの利益でカバーできるかどうかを調べましょう。 |
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前ページの検討により、2002年6月18日の朝寄り付きで、7月限のコール11000円の売りを行います。売値は215円でした。 その後、日経平均株価は予想したように軟調に推移し、11000円以下で2002年7月限のSQを迎えました。 結局2002年7月限のSQで、コール11500円はゼロ円で自動決済されました。従って、2002年7月限のコール売りにより、 215円の売買差益 が得られました(手数料、税金は除く)。 コール11000円の売りを行った6月18日の朝寄り付きの日経平均株価は、10799円でした。7月限SQの7月12日朝寄り付きの日経平均株価は10608円だったので、この間191円の値下がりとなりました。150口では28650円の値下がり損となります。 それに対し、コール売りの値下がり幅は上記のように215円だったので、値下がり益としてはその1000倍で215000円となります。コール売りによる値下がり益によって、ETF現物の下落分が十分にカバーされたのがわかります。 | |
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2002年7月限のSQは、上図に見られるように、背景がブルーの弱気基調でした。そこで、2002年8月限のオプション売りは、コールを売ることにします。 2002年8月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前月限の満期日2002年7月12日の前日7月11日のコール価格の引値を調べます。 権利行使価格11000円のものが、180円で引けていたので、これを選択することにします。 以上の検討により、前月限の満期日2002年7月12日の朝寄り付きで、8月限のコール11000円の売りを行います。売値は205円でした。 その後、日経平均株価は期待通りに下落し、10000円以下で2002年8月限のSQを迎えました。 結局2002年8月限のSQで、コール11000円はゼロ円で自動決済されました。従って、2002年8月限のコール売りにより、 205円の売買差益 が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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2002年8月限のSQは、上図に見られるように、背景がブルーの弱気基調でした。そこで、2002年9月限のオプション売りは、コールを売ることにします。 2002年9月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前月限の満期日2002年8月9日の前日8月8日のコール価格の引値を調べます。 権利行使価格10500円のものが、120円で引けていたので、これを選択することにします。 以上の検討により、前月限の満期日2002年8月9日の朝寄り付きで9月限のコール10500円の売りを行います。売値は150円でした。 その後、日経平均株価はしばらく強ばっていましたが、やがて8月末にかけ急落しました。2002年9月限のSQでは、9500円以下となりました。 結局2002年9月限のSQで、コール10500円はゼロ円で自動決済されました。従って、2002年9月限のコール売りにより、 150円の売買差益 が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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2002年9月限のSQは、上図に見られるように、背景がブルーの弱気基調でした。そこで、2002年10月限のオプション売りは、コールを売ることにします。 2002年10月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前月限の満期日2002年9月13日の前日9月12日のコール価格の引値を調べます。 権利行使価格10000円のものが、105円で引けていたので、これを選択することにします。 以上の検討により、前月限の満期日2002年9月13日の朝寄り付きで2002年10月限のコール10000円の売りを行います。売値は70円でした。 その後、日経平均株価はしばらく強ばっていましたが、やがて9月末にかけ急落しました。2002年10月限のSQでは、9000円以下となりました。 結局2002年10月限のSQで、コール10000円はゼロ円で自動決済されました。従って、2002年10月限のコール売りにより、 70円の売買差益 が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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2002年10月限のSQは、上図に見られるように、背景がブルーの弱気基調でした。そこで、2002年11月限のオプション売りは、コールを売ることにします。 2002年11月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前月限の満期日2002年10月11日の前日10月10日のコール価格の引値を調べます。 権利行使価格9000円のものが、150円で引けていたので、これを選択することにします。 以上の検討により、前月限の満期日2002年10月11日の朝寄り付きで10月限のコール9000円の売りを行います。売値は185円でした。 その後、日経平均株価は期待通り底値圏のもみ合いとなりました。2002年11月限のSQでは、9000円以下となりました。 結局2002年11月限のSQで、コール9000円はゼロ円で自動決済されました。従って、2002年11月限のコール売りにより、 185円の売買差益 が得られました(手数料、税金は除く)。 | |
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2002年11月限のSQは、上図に見られるように、背景がブルーの弱気基調でした。そこで、2002年12月限のオプション売りは、コールを売ることにします。 2002年12月限のコールのどの権利行使価格のものを売るのかを決めるために、前月限の満期日2002年11月8日の前日11月7日のコール価格の引値を調べます。 権利行使価格9500円のものが、85円で引けていたので、これを選択することにします。 以上の検討により、前月限の満期日2002年11月8日の朝寄り付きで12月限のコール9500円の売りを行います。売値は60円でした。 その後、日経平均株価はしばらくもみ合っていましたが、やがて11月の末にかけ上昇してきました。それにつれ12月限のコール9500円の価格も上昇しましたが、ザラ場の高値は120円が最高で、売値60円の3倍までにはならなかったので、そのまま持続しました。その後は日経平均株価は反落し、2002年12月限のSQでは、9000円以下となりました。 結局2002年12月限のSQで、コール9500円はゼロ円で自動決済されました。従って、2002年12月限のコール売りにより、 60円の売買差益 が得られました(手数料、税金は除く)。 |
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上記のように、この6ヶ月間に6回のオプションSQ売りを仕掛けることになります。各回のオプションSQ売りの売買差益(手数料、税金は考慮しない)、それらの合計(手数料、税金は考慮しない)は次の通りです。
この表右端の利益の欄から、6回のオプションSQ売りのすべてで売買差益が得られているのが見られます。前のページでも述べたように、この方式では、かなり堅実に利益が挙げられていることがわかります。 この6ヶ月間の売買差益の合計は、885円でした。仮に、オプションを1枚売るのに100万円の証拠金が必要であったとすると、その100万円の元金で、6ヶ月間に88.5万円の売買差益(手数料、税金は考慮しない)を挙げたということになります。 |
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一方、この6月17日に相場が陰転したときの日経平均株価は10799円でした。そして上図チャートの最後12月13日の日経平均株価引値は8516円でした。従ってこの間のETF現物の値下がり分は (10799−8516)×150=342450円 です。 以上から、この半年についてはこの方式によりETF現物の値下がり分をはるかに上回るオプション売買益をあげることができたのがわかります(手数料、税金は考慮しない)。 |
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この方式によるこの1年間の日経平均株価が下落基調の部分の利益を合計してみましょう。 2002年1月〜6月限では、先にこの方式で175350円の損失が発生したことを説明しました。これを上記の2002年6月〜12月限の利益と合計すると 885000−342450−175350=367200円 となり、約150万円のETF現物を元手に1年間の日経平均株価が下落基調の部分だけで約37万円の売買差益があげられたのがわかります(手数料、税金は考慮しない)。 この利益(手数料、税金は考慮しない)の水準はかなりのものですが、それとともにこの売買がかなりしっかりしたリスクヘッジに基づいて行われ、万一の場合でも大きな損失をこうむる恐れが少ない点を評価していただきたいと思います。 |
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