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    企業のトレードマーク

     トップページでは、まずこのウェブがなんという企業が何のために公開しているのかをわかりやすく示さなければなりません。そのためには、企業のトレードマークなどがあれば、それを適当なサイズで画面に表示するのがよいでしょう。

    もし現在トレードマークなどがなければ、とりあえず使用できるアイコン、バナーの類を作成するのをお勧めします。トップページには、この種のトレードマークを置き、さらに社名を表示するのが普通です。社名の表示だけでは、利用者に企業のイメージをおぼえてもらいにくいからです。

    自社ウェブがなくても、これまで何らかの企業PR用の印刷物をすでに作成して配布しているのが普通です。その場合には、その印刷物に掲載されている企業のトレードマークなどをスキャナーで読み取って、画像ファイルとしてウェブに掲載することができます(印刷物の品質がよい場合)。
    このとき注意しなければならないのは、その印刷物やその中の画像の著作権です。企業が印刷物の作成を印刷業者に一括して任せた場合には、印刷物の中の画像は印刷業者が著作権を主張することがあります。事前にその印刷業者に確認したほうがよいでしょう。

    企業名の表示

     普通ロゴといわれているのは、ロゴタイプ (logotype)のことで、企業名あるいは商品名などの文字を図案化したものです。ロゴマークのほうは、上記トレードマークと同じようによくウェブページでも利用されます。

    ロゴタイプは、企業名あるいは商品名などの文字が容易にウェブ上で見て取れるものであれば、トップページに配置してそのウェブがどの企業のものかを利用者に伝えるのに使うことができます。単にそのウェブを公開している企業の名前を知らせるだけなら、企業名の大きなサイズの文字列をページに置けばよいのですが、ロゴタイプはすでにその企業のイメージとして世の中にPRしてきているので、できるだけそれを利用するのがよいでしょう。

    ロゴタイプ、ロゴマークは、会社PR用の印刷物などに使われているので、社内のたとえば総務部、デザイン部などのセクションで保管しているのが普通です。それがたとえば illustrator のファイルになっていれば、 gif などウェブで利用できる形式に変換します。
    ロゴタイプ、ロゴマークが、電子化されてなくて紙の上に描かれているのなら、スキャナーで読み取って利用します。

    ロゴタイプがない場合

     その企業のロゴタイプがないか、あるいはウェブに利用しにくい場合には、適当なフォントで会社名のテキストを作ります。
    フォントの種類は、たとえばその企業の名刺あるいは外部に対して利用する請求書などの文書に使っているものがよいでしょう。ウェブで使用するには、明朝体のように文字の太さが場所によって異なるフォントより、太さがほぼ一定のゴシック体フォントのほうが概して文字の認識性が高いというメリットがあります。企業のウェブなので、オーソドックスなフォントを採用するほうが無難でしょう。

    企業ウェブの場合はたいてい背景色が白なので、文字の色はあまり薄いと企業名が目立たなくなります。といって、企業名の文字はかなり大きく表示するので、黒のような強い色ではどぎつく見えることがあります。たとえばグレーとか青系統の色が無難でしょう。
    コーポレートカラー(企業の色)が決まっている場合もあるので、それも考慮に入れて決定してください。

    企業名の文字に細いふちをつけたり、影をつかたりすることで見やすくなる場合もあります。

    コンテンツへの誘導

     上記のように、トップページの役割は、まずこのウェブがなんという企業が何のために公開しているのかをわかりやすく表示することにあります。

    もう一つのトップページの役割は、トップページに続いてどのようなコンテンツがあるかをアクセスしてきた利用者にわかりやすく知らせ、それらのコンテンツに利用者を誘導することにあります。この機能がよくできていないと、利用者はせっかくのコンテンツにたどり着けず閲覧しないで終わったり、あるいはもっと先を閲覧しようという意欲を失ったりするかもしれません。

    内部のコンテンツに利用者を誘導するためには、トップページに各コンテンツへのメニューを設け、トップページからそれらコンテンツの最初のページに直接リンクするようにします。

    また、トップページに主要コンテンツの概要がわかる写真を置いたり、各コンテンツの内容を説明する短いテキストを掲載するのも大変有効です。利用者はそのウェブにアクセスして画面が開くとすぐに主要コンテンツの概要がわかるので、それを閲覧しようとする気になるのです。

    社長あいさつ

     企業ウェブでは、トップページにその企業の代表者、たとえば社長のあいさつを掲載する場合がかなりあります。その場合は、社長の小さい写真をそえるのが普通です。これは、その企業の方針、理念をアクセスしてきた利用者にただちに知ってもらうという意味がありますが、そのあいさつが長いと利用者はあまり読んでくれないのが実際です。

    そこで、このあいさつの部分は短めにしておいて、そのあいさつに引き続いて企業の各事業の短い説明、あるいは上記の各コンテンツの短い説明などを小さい写真つきで掲載するのが効果的です。

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