自社ドメインでは、ホスティングサービス会社のサーバーでホームページを公開し、一般利用者に閲覧してもらいます。また同じように、電子メールをホスティングサービス会社のサーバーでやりとりします。
データ転送量とは、このようにホスティングサービス会社のサーバー上である利用者がそのサーバー経由で行ったデータのやり取りの量をいいます。
場合によっては、電子メールにかかわるデータのやりとりは含めず、サーバー上で公開されているホームページを表示するためのデータの動きのみをデータ転送量ということがあります。
メールマガジンなどを運営していない通常の自社ドメインでは、ウェブサーバーのデータ転送量がメールサーバーのデータ転送量よりはるかに大きいのが普通です。 |
ホスティングサービス会社のあるサーバーのデータ転送量は、そのサーバーコンピュータに接続されている通信回線の通信速度、そのサーバーコンピュータの内部処理の速度、サーバーコンピュータと通信回線とを接続するルーターの性能などで上限が決まります。
レンタルサーバーの場合には、そのサーバーコンピュータを多くの利用者で共同利用するので、サーバーコンピュータ内の特定の利用者が大きなデータ転送を行うと、サーバーコンピュータ全体のパフォーマンスに影響します。
そこでホスティングサービス会社では、利用者ごとに月間データ転送量の上限を契約し、その利用者のデータ転送量がそれを超えると課金を行ったり、あるいはデータ転送量の契約を増量する勧告をしたりするのが普通です。
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自社ドメインのウェブに対するアクセスが多くなると、それを収容するサーバーのデータ転送量が大きくなります。ウェブのページ数が多い場合や、ウェブページの画像が多かったり音声や動画を使っていたりして1ページあたりのファイルサイズが大きい場合には、当然またサーバーのデータ転送量が大きくなります。
自社ドメインのウェブに対するアクセスの推移、そのウェブのコンテンツの推移を調べて、常にある程度の余裕をもってデータ転送量の契約を行う必要があります。
たとえば、あるウェブの1ページあたりのファイルサイズが30KBとします。また、このウェブを訪れた人が平均1回あたり5ページを閲覧したとします。
これまでミニ企業用の割安なサービスとして紹介した JPort の J-150 というメニューでは、月額料金が1890円と安いこともあり、月間データ転送量が基本契約では3GBと小さくなっています。従って月間に閲覧できるページ数は
3GB / 30KB = 100,000 PV/月
となります。
もし、上記のようにこのウェブを訪れた人が平均1回あたり5ページを閲覧するなら、
100,000 / 5 = 20,000 アクセス/月
までは対応できるわけです。
商品数が少なく事業分野も狭いミニ企業なら、この月間データ転送量でもなんとかやれる例が多いのではないかと思われます。 |
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