前のページで解説したように、ドメインとは、たとえばメールアドレスでは @ (アットマーク)より右側の文字列のことです。ウェブのURLでは、通常 http://www. より右側の文字列となります。
ドメインは、それを所有する会社など団体のインターネット上のアドレスであり、世界中でたった一つしか存在しません。ドメインにより、その会社など団体が一義的にきまるわけです。
インターネットの世界には、IPアドレスというものがあるのはご存知でしょう。例をあげると、Yahoo Japan のホームページ www.yahoo.co.jp には5個のIPアドレスが対応していて、そのうちの一つは 202.229.199.136 です。
従って、ご自分のブラウザで「ファイル」メニューから「開く」で
http://202.229.199.136/
と記入してアクセスすると、www.yahoo.co.jp と記入した場合と同じく Yahoo Japan のホームページが表示されます。
しかし、ウェブにアクセスするのにいちいちこのような数字の文字列を記入するのは、実際問題として大変不便です。そこで、IPアドレスを人間が理解できて覚えやすい文字列に対応させ、それをドメイン名として利用するわけです。
IPアドレスとドメインの対応をとるのは、インターネット上に多数存在するDNSという巨大なデータベースサーバーが行います。 |
ドメインには、数多くの種類があります。まず、例を挙げて説明しましょう。
- Yahoo (アメリカ) yahoo.com
- Yahoo Japan (日本) yahoo.co.jp
Yahoo (アメリカ)のドメインは、いわゆるドットコムドメインで、中にあるドットが1個の極めて短い文字列となっています。この場合の "com" の部分を「一般トップレベルドメイン」と呼び、 "com" のほかに "com" 、 "net" 、 "org" などが利用可能です。
一方、Yahoo Japan の場合は、ドメインの最後が "jp" となって、このドメインが日本に対応しているのを示しています。このいうものを、国別トップレベルドメインと呼び、世界の国別に240種あまりが利用可能です。日本では、もちろん基本的に "jp" を利用します。
国別ドメインには、「汎用ドメイン」と「属性 ・ 地域型ドメイン」とがあります。
- 汎用ドメインの例 wxyz.jp
- 属性・地域型ドメインの例 yahoo.co.jp
汎用JPドメインは、個人でも簡単に取得可能で、1組織で何ドメインでも取得できます。 一方、属性・地域型ドメインには、 "co" 、 "ne" などがあり、国内に在住の法人 ・ 団体が対象となります。これらを取得する際には審査があり、また、1組織にドメイン1個が原則となります。
以上から、
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アメリカなど海外でのビジネスを行っている会社の場合には ".com"
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日本国内でのビジネスが中心の事業会社の場合には ".co.jp"
- 日本国内でのビジネスが中心で、法人格がない場合には ".jp"
というのが普通の使い分けといえましょう。 |
上記のようにドメインの種類が決まったら、そのドメインの前にご自分の会社の文字列を付け加えたものが、取得するべきドメインということになります。
その部分は、ご自分で自由に決めることができますが、使える文字は半角のアルファベット、数字およびハイフン(−)の3種類だけです。アルファベットに関しては大文字小文字の区別はありませんが、やはり誤入力を避けるために小文字を使うべきでしょう。
このようにしてドメインの候補がきまったら、次に大事なチェックを行わなければなりません。ドメインの取得は世界中で早いもの勝ちになっているので、そのドメインがすでに使われていれば、もうそれを取得することはできません。
検索サイトでそのドメインの文字列を入力して検索して、チェックしてください。さらに念を入れて、ホスティングサービス会社に依頼して、そのドメインが利用可能かどうかを調べてもらうとよいでしょう。
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幸いにして、ご自分が考えたドメイン名が利用可能と思われたら、前のページで説明した選択基準に従ってホスティングサービス会社を選定し、ドメイン取得の作業を依頼してください。
"co" 、 "ne" などのドメインの取得には審査があるため、かなりの時間がかかることがあります。その分の時間を見込んで、余裕をもって依頼してください。
ドメイン登録には普通料金がかかりますが、ホスティングサービス会社の 「ドメイン登録代行サービス」を利用した場合にはこの料金がかなり安くなるのが普通です。業者によっては、ドメイン登録料が無料という場合もあります。 |
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