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    リ ン ク
    インクジェットプリンタ

    インクジェットプリンタとは

     インクジェットプリンタは、ヘッドに搭載されたノズルから紙にインクを発射し、そのヘッドを左右に動かしながら印刷する方式です。簡単にカラー印刷ができて、またプリンタの価格が安いため、家庭用を中心に爆発的に普及しました。
    最近では、スキャナやカラーFAX機能も持つ複合機が多くなり、ますます便利に使われてきています。また、基本機能を強化した機種は、業務用カラー印刷機としてカラーレーザープリンタと競合するまでになっています。

    インクジェットプリンタの仕様

     このように利用分野が広まったインクジェットプリンタですが、そのために各メーカーの機種も多くなり、ユーザーとしてはそれらの中から自分の目的に適した機種をどう選ぶか迷うところです。ここでは、インクジェットプリンタの仕様の中で特に重要なものについて解説します。

  • 対応用紙
     まず「用紙サイズ」が重要です。個人使用あるいはSOHOなど小オフィスでは A4 印刷が普通ですので、A4 用紙に対応していることを確認します(通常のインクジェットプリンタではもちろんこれはOKです)。
    オフィス用、業務用で A3 あるいは B4 用紙に印刷する必要がある場合には、それが可能な機種を選択します。
    なお、ロール紙(トイレットペーパーのように巻紙になっている用紙)が利用できる機種もあります。この場合には、「最大印字幅」を確認してください( A4 では203.2mmです)。

  • インクの色数
     インクジェットプリンタでの色表現は「減色混合方式」で、色の原色はイエロー、マゼンタ、シアンの3色が基本となります。これにモノクロ印刷用の黒を加えた4色のインクを使用する機種が大半です。
    高級機では、イエロー、マゼンタ、シアンの色調を変えたインクを付け加えて合計6色あるいは7色としたインクセットを使用しています。
    このようにインクの色数が多い場合には、色の再現範囲が広くなり、印刷品質が向上しますが、半面インクの管理がわずらわしくなる、インクのコストが高くなるなどのデメリットもあります。

  • 印刷最高解像度
     紙に印刷する際の画素(画像の最小単位)の大きさです。この解像度は、通常 "dpi" (ディーピーアイ)という数値で表しますが、これは1インチ(25.4mm)あたりのドット数のことです。
    最近のインクジェットプリンタでは、最高解像度は 4800 x 1200 dpi 以上となっており、通常の目的には十分な性能です。

  • 印字速度
     紙に印刷する際の速度のことです。この解像度は、通常 "ppm" (ピーピーエム)という数値で表しますが、これは1分間に印刷できる枚数を意味します。
    一般にモノクロモードのほうがカラーモードの場合より速くなっており、最近のプリンタではモノクロモードで 22ppm 、カラーモードで 15ppm ぐらいの性能となっています。
    もちろん、レーザープリンタには遠く及びませんが、以前に比べると大幅に高速化されました。

  • ダイレクトプリント機能
     デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などで撮影した画像を、パソコンを経由することなしに直接プリンタで紙に印刷する機能です。デジタルカメラなどからメモリカードを抜き出して、それをプリンタのスロットに挿入して画像データを転送します。
    最近のインクジェットプリンタでは、大多数のメモリカードに対応したスロットを装備しています。


  • スキャナとの複合機

     最近は、「複合機」タイプのプリンタが多くなっています。これは、通常1台の機体で

    • プリント機能

    • スキャナ機能

    • コピー 機能

    • ダイレクトプリント機能

    の4つの機能をあわせ持つことを意味しています。パソコンの周辺のスペースが限られている中、このような複合機能は大変有用です。また、複合機の価格は各機能の専用機を別々に買うよりかなり安くなっているという点も、ユーザーにとってうれしいことです。

    このような複合機では、スキャナ部は価格の点、物理的なスペースの点で通常は「CIS 方式」が採用されています。従って、スキャナ単独機で「CCD 方式」を採用している機種に比較すると、品質面でやや及ばない場合があります。


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