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    高級機と普及機

     どの商品でも同じことですが、パソコンにも高級機と普及機のランクがあります。
    普及機では、一般レベルのユーザーにたくさん買ってもらうために、メーカーは比較的に安い値付けをします。高級機では、パワーユーザーやマニア層の需要に応えるために高度な機能を盛り込みますが、その結果当然価格はかなり高くなります。

    デスクトップパソコンについて、「普及機」と「高級機」の一般的な違いを比較すると、下表のようになります。


    デスクトップ高級機 デスクトップ普及機
     基本的機能 概してCPUが高速
    メモリサイズが大きい
    ハードディスク容量が大きい
    ディスプレイ画面が大きい
    CPUが低速の場合もある
    メモリサイズが小さい
    ハードディスク容量がやや小
    ディスプレイ画面が小さい
     拡張性 拡張性が大きい。
     メモリの容量拡大、
     ハードディスクの容量拡大、
     ボードの増設が簡単に行える。
    拡張性が小さい。
    メモリの容量拡大は可能。
    ハードディスク容量拡大は可能
    ボードの増設は困難な場合も。
     価格 概して高い。 概して安い。

    ノートパソコンの場合でも、同じような傾向が見られます。
    なお上表で、デル(DELL)の場合にはディスプレイ(モニタ)はユーザーが自由に選択できますので、高級機と普及機の違いはほとんどありません。

    デル(DELL)の場合

     デル(DELL)の場合には、次のようなネーミングでパソコンのランクを表現しています。
    現在のデスクトップパソコンDimesionシリーズの各機種への対応を、下表に示します。

    ネーミング 内 容 機 種
     バリュー  お買い得機種 Dimension 2400
     エントリー  入門機種 Dimension 2400C
     スタンダード  標準機種 Dimension 4600C
     パフォーマンス  高性能機 Dimension 8300
     ハイパフォーマンス  超高性能機 Dimension XPS

    上表で、上から下に行くにつれ高性能になりますが、価格も高くなって行きます。


    カスタマイズと価格

     デル(DELL)のパソコンは、カスタマイズによりそれぞれの構成を変えることができます。このカスタマイズにより、あるランクのパソコンがその1ランク上のパソコンと実質的にはあまり変らなくなることも多いのです。
    しかしそのようなカスタマイズによって、あるランクのパソコンの価格がかなり割高になってしまう場合もあります。そのパソコンより1ランク上の機種の価格をいつも頭に入れてカスタマイズを行う必要があります。

    パソコンのスペック

     あなたが購入するパソコンは、「一生もの」ではありません。パソコンの世界の変化は激しく、かなり先を考えて購入したつもりでも、2年もすると時代遅れを感ずるようになります。普通、購入後4年もたつと買い替えたくなります。

    しかも、パソコン新機種の価格は毎年かなりのペースで下がっています。従って、「4年後にも通用するようなスペック」を考えて、そのスペックを有するパソコンを購入するのは得策ではありません。せいぜい

        「2年先にもなんとか使えるように

    と考えて、購入するパソコンのスペックを決めるというのが現実的です。

    必要とするスペック

     現在のパソコンは、ローエンド機種でも3年前の最上位機種に匹敵する高い機能を持っています。では、パソコンを利用するユーザーが必要とするパソコンの機能はどの程度でしょうか。

    パソコン初心者にとっては、インターネットのメール送受信、ウェブ閲覧、ワード・エクセルができれば、とりあえずはよいのではないでしょうか。
    この程度の機能でしたら、現在のローエンド機種パソコンでも十分持っています。それ以上の機能を持つパソコンを購入しても、使いこなさないままパソコンの価値が減価するだけです。従って、パソコン初心者の場合には

        「2年使えれば十分

    というスタンスで、一番安い機種を選択するという方法もありなのです。

    またパソコンを長く使っていらっしゃる方々でも、まず現在ご使用のパソコンをどのように使用しているかをもう一度調べてください。それを参考にして、新規に購入するパソコンの機能を必要最小限に絞ることで、かなりの経費節減につながるでしょう。

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