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  咳の子のなぞなぞ遊び


咳の子のなぞなぞ遊び

 最近子供の風邪が流行しているようですが、下は中村汀女の有名な俳句で、風邪を引いた子供が寝つかず甘えている様子が実に巧みによまれています。

     咳の子の
         なぞなぞ遊び
             きりもなや   中村汀女

さて、医学博士で画家でもあった宮田重雄さんは、作家吉川英治さんの親友で、俳句もたしなまれました。その宮田さんの娘さんが結婚されるとき、吉川さんから手紙に添えて一句を記した短冊が届けられました。

このウェブにその吉川さんの俳句について掲載したところ、思いがけずその新婦の娘さん(宮田重雄さんの孫になります)からメールをいただきました。ロンドンでインターネットを検索していて、私どものウェブを見つけたのだそうです。

メールの中で、その方のお母さん(上記結婚式の新婦さんです)の俳句をいくつか教えていただきましたが、その中に次の俳句がありました。

     熱の子に
         唄いつくして
             夏の月    宮田重雄さんの娘さん

風邪の子を看病する母の心は、時代をこえ、洋の東西をこえてまったく変りません。その母心から、思わずこの俳句を詠んだのでしょう。




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