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写真と俳句 |
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少し前に私の生地(千葉県九十九里地方)に帰ったとき、水田の横の枯野原で野焼きをしているのを目にしました。灯油でしょうか燃料のタンクを背負って、そのバーナーで枯れ草に野火を点けながら歩き回っていました。
このように雑草を焼くと、草原の害虫の卵などが焼き払われ、その後の季節で周辺の作物への虫害が軽減されます。また、雑草の灰により地味が豊かになるという効果もあります。
半面、広い枯野原に火を放つのは作業者にとって大変危険なことでもあり、大規模な野焼きの際は土地の消防署の協力を仰ぐことが多いようです。
インターネットを検索したところ、成瀬桜桃子(なるせ・おうとうし)さんの次の俳句が見つかりました。
野火点けて
縄文の声
放ちけり 成瀬 桜桃子
桜桃子さんは久保田万太郎門下の俳人で、2004年に亡くなられたそうです。野火の炎が上がる中、農家の男たちや消防団員が大声を上げながら走り回る様子が、実に力強く詠まれているではありませんか。 |
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