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四季の風物 秋 |
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世田谷区の砧(きぬた)公園で、毎年11月初めに「 動物フェスティバル 」というイベントが開かれます。この会場内に「動物ふれあい教室」というコーナーが設けられ、めずらしい動物に会うことができるとあって子供たちの人気を集めます。
周りの人たちが騒ぎ始めたのでふと見ると、なんと大きなフタコブラクダが運搬車からおろされたのが見えました。 褐色の肌をした外国人のラクダ使いに牽かれて、広い公園の芝生の上を動物フェスティバルの会場に向かってゆらりゆらりと歩いてきます。それを目ざとく見つけた子供たちが、歓声をあげて方々から走りよってきました。
動物ふれあい教室の場所に着いたらくだは、しばらくすると、子供たちにサービスするのに飽きたのか地面に座りこんでしまい、牛と同じように口をもぐもぐさせて反芻をしていました。あたりをとんでいたあきつ(赤とんぼ)が、座り込んだらくだのこぶに来てちょんと止りました。
風なぎて
あきつ止まりぬ
らくだの背
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