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  睡蓮を訪ねて


睡蓮を訪ねて

 この春、8年ぶりにパリに行きました。例によって、毎日のように方々の美術館を訪れる忙しい旅行でしたが、中でもやはりルーブル、オルセーの2大美術館の膨大なコンテンツには圧倒されます。

マルモッタン美術館は、それらに比べればはるかに小さいのですが、モネの名作『印象・日の出』があるので有名です。 モネは、『睡蓮』の連作を多数制作しており、左記オルセー美術館にも、そしてこのマルモッタン美術館にも優れた作品が展示されています。

地階の奥のほうは、大きな展示室全体がモネの『睡蓮』の連作で占められていました。 『睡蓮』の部屋というと、現在閉館中のオランジェリ美術館をすぐ思い出しますが、こちらの『睡蓮』のほうが制作が早いようで、花の形、雲や柳の葉などがはっきりとした形状で描かれています。 オランジェリ美術館と同じように、展示室の中央に長いすが置いてあるので、疲れてくるとそこで休みながら周りの壁にかかっている『睡蓮』の絵をゆっくりと眺めます。

     『睡蓮』を
         訪ねてオルセー
             マルモッタン

モネがこれらの睡蓮の絵を描いたジベルニーの家は、パリの国鉄サンラザール駅から1時間ほどで行けるところですが、結局、この前も今回もそこに行くことができませんでした。時間がなかったのもひとつの理由ですが、この時期、ジベルニーはやっと新緑が始まったばかりで、モネの庭にもほとんど花が咲いていないと知ったからです。



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