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写真と俳句 |
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バティカン美術館を見終わって少し休んでから、隣接のシスティナ礼拝堂に向かいました。システィナ礼拝堂は、キリスト教徒が敬虔な祈りを捧げる場です。それを妨げないように、私ども一般入場者にもさまざまな要望が出されています。
お目当てのミケランジェロの天井画はミケランジェロが33歳のときから5年間をかけた作品で、旧約聖書に記述されている「天体の創造」、「大地と水の分離」、「アダムの創造」、「エヴァの創造」、「原罪」、等のモチーフによる39の絵画からなっています。近年の大修復により、ミケランジェロが当時描いたのに近い鮮やかな絵画がよみがえりました。
入口から入ると、堂内はほの暗く、多数の入場者がいる割には大変静かです。入場しただれもが、まず天井に顔を向けます。入場者はしばらく上を見ながら堂内を歩き回りますが、そのうち疲れてしまい堂内の床に座り込んで天井画を見上げます。
これらの中で最も有名なのが、下図の『アダムの創造』でしょう。ここでは、神から差し伸べられた手にすがろうと必死に手を伸ばすアダムの姿が描かれています。神の手にアダムが触れた瞬間に、神から生命がアダムに与えられようとしています。ほんの数センチまで接近した両者の指先から、まさに生命を与える青い電気火花が飛びそうに思われます。
システィナで
アダムの創造
拝す春
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