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写真と俳句 |
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ローマ半日市内観光というツアーで、カトリックの総本山サンピエトロ寺院に入りました。そして、とうとう夢にまで見た『ピエタ(悲しみの聖母)』像の前にきました。この大寺院の設計者ミケランジェロがまだ23歳の若者のころ制作した名作です。
私にとっては、この像に会うのがローマに来た最大の目的といえます。寺院の入口に近い壁際に、淡い照明のもと、ピエタは永遠の悲しみをたたえて佇んでいました。
それを確認して一安心し、ピエタは最後にまた鑑賞することにして、まずは寺院の中を方々歩き回って写真を撮影したりしました(この大寺院の中は、大部分が撮影が許可されています)。
さて、それを終えてから改めてピエタの前に戻り、この名作をじっくりと拝見しました。このピエタは、ミケランジェロ初期の傑作として有名な『ダビデ像』よりさらに若いときの制作です。
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聖母の瑞々しい表情、姿の優しさ、やわらかさなどに若者ならではの表現が感じられ、人を永遠に牽きつけます。
弱冠23歳でこれだけの名作を制作できたミケランジェロの天才には感嘆するほかありません。ミケランジェロの一生を通じても私が最も惹かれる大傑作です。
2月半ばのほとんど日光が入らない巨大な寺院の薄暗がりに立ち尽くして、死せるキリストを抱く聖母の姿、表情に見入りました。
コート着て
ピエタの前に
立ち尽くす
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