 |
|
写真と俳句 |
|
 |
京都駅の近く、東本願寺界隈には千年の歴史を感じさせる古い町屋がたくさんあります。それらを眺めながら歩いているうちに、家並みが途切れて駐車場になっているところに出ました。
そこにきて、はじめて京都の町屋の奥行きの長さがわかりました。まさにうなぎの寝床のように、隣の広い駐車場と同じだけ奥に伸びていました。
町屋の屋根が途中で一部低くなっていますが、その部分に坪庭が造られているのでしょうか。なにしろこの長さですから、中央部に坪庭を設けて採光したり外気を取り入れたりしたくなるのでしょう。
商家の場合には、この長い町屋のもっとも奥に土蔵が置かれている例が多いそうです。家の正面からその土蔵に向けて幅の狭い通路が設けられ、人の出入りや商品の出し入れができるようになっていました。そういうつくりを「通り庭」と呼ぶそうです。
このような坪庭を設けたつくりが京の町家にみられるようになったのは、桃山時代に茶の湯が流行したことに由来するということです。
春日受け
長き町屋の
眠りおり
|
|
|
|
|