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  広島城・お堀の鯉


広島城・お堀の鯉

 最近、所用ではじめて広島市を訪れました。泊まったビジネスホテルのマネージャーが、近くに広島城があると教えてくれたので、仕事の相間に行ってみました。
お城に近寄ると、城楼はしっかりとした石垣の上に建てられており、その下には幅広い立派なお堀がめぐらされていました。

広島城は、いくたびかの戦乱にも大きな被害を受けることもなく生き残ってきましたが、第二次大戦で原爆の直撃にあって一挙に崩壊しました。
その後、1952(昭和32)年に大天守部分のみが外観復興されて、現在では広島城資料館として利用されています。その大天守も、創建当時の偉容には遠く及ばないそうです。しかし城郭を取りまく壮麗なお堀は、昔のままに静かに水を湛えています。

広島城は鯉城(りじょう)ともよばれるそうですが、それは昔からこのお堀に錦鯉がたくさんいたからです。私がお城を訪れたのはちょうど鯉にえさをやる時間で、お堀の鯉は上の写真のように押し合いへし合いの状態でした。

     錦鯉
         お堀に彩(いろ)を
             満たしおり

広島市を本拠とするプロ野球チームは、このお堀の鯉から広島カープという名になりました。お堀の鯉は、まさに100万都市広島のシンボルなのです。




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