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写真と俳句 |
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ユーゴスラビアの山岳地帯の上空を過ぎると、ギリシャ半島とイタリア半島との間のアドリア海がみえてきました。やがて飛行機はアドリア海を渡りきり、いよいよイタリア半島東岸上空に達しました。
目指すローマの東側には、イタリア半島の背骨アペニン山脈が連なっています。このころから雲がなくなり、飛行機の窓下に雪をいただいたアペニン山脈が手にとるようにはっきり見えてきました。
時刻は現地時間の午後3時ごろで、アペニン山脈の嶺を越えると山脈に西側から陽があたり、山脈全体が白銀のように輝いていました。
このあたりは緯度は東京と同じくらいで比較的低いのですが、山脈の高さが2500メートル以上もあるそうで、上の写真のように深い雪に覆われていました。碧いアドリア海を超えてきた直後のことで、この白銀の粧いが目がさめるほど印象的でした。
アペニンの
雪嶺(ゆきね)眼下に
越えゆきぬ
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