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写真と俳句 |
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スーダラ節で一世を風靡した歌手・俳優の植木等さんが亡くなられました。享年80歳ということです。私どもの子供から青春にかけての時代は、植木さん、ハナ肇さんたちクレージーキャッツの全盛期で、毎日テレビで楽しませていただいたものです。
一見「無責任男」を地でいった感のある植木さんでしたが、実は酒は一滴も飲めないまじめ人間だったそうです。そのため、昨年暮れになくなった故青島幸雄さんからこのスーダラ節の歌詞が持ち込まれたとき、これを引き受けるかどうか真剣に悩んだと後にテレビで語っていました。
植木さんは、三重県の浄土真宗のお寺に生まれ、お父さんの後を継ぐべく仏教系の大学に入学しました。しかし、大学の軽音楽部で活動しているうちに、そちらに夢中になってしまいました。大学を卒業するとき、親に「音楽の道に進みたい」といったところ、お父さんは「バカヤロー!」と一発頭をたたきましたが、仕方なしに認めてくれたそうです。
そのお父さんにスーダラ節の歌詞を見せて意見を訊いたところ、お父さんは「わかっちゃいるけどやめられない、というのは浄土真宗の開祖親鸞聖人の教えにもつながる。がんばってやれ。」と励ましてくれました。その激励が、植木さんのその後の大飛躍につながったというわけです。
折りしも今年の桜が満開の華やぎを迎えましたが、われらが世代の国民的ヒーロー植木等さんを送るに最高の舞台となったと感じます。
花吹雪
スーダラ節の
歌いおさめ
謹んで、植木等さんのご冥福をお祈りいたします。 |
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