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フィルムカメラを持って撮影に出かけた場合は、フィルムを使い切ったら撮影は終了となります。一方デジタルカメラの場合は、カメラのメモリカードの容量を使い切ったら、それ以上の撮影はできません。
デジタルカメラで撮影枚数が多いと予想される場合には、カメラの他にノートパソコンも持って行き、カメラのメモリカードに記録された撮像データをノートパソコンに転送してノートパソコンのハードディスクに保存します。その後、メモリカードの撮像データをクリアし、撮影を継続します。
しかし、ノートパソコンはかなりの重量と大きさがあるので、旅行などの場合持っていきたくないという方もいらっしゃるでしょう。また、ノートパソコンに USB ケーブル経由で撮像データを転送するのは難しいという方もかなりおありかと思います。
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最近では、デジタル1眼レフカメラが普及してきましたが、このタイプでは一般に解像度が高いので、写真一枚あたりのデジタル画像データサイズが大きくなります。そのため、撮影現地での撮像データバックアップの必要性が高まりました。
そのニーズに応えて、電池で動作する専用バックアップ機が開発され、何種類か市場で販売されています。ここでは、株式会社飛鳥の"Tripper"という製品について解説します。
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- 小型ハードディスクを内蔵
薄型ノートパソコンや携帯音楽プレーヤにも使用されている小型ハードディスクを内蔵しています。ハードディスクの容量は20GB、40GB、80GB などとなっており、デジタルカメラの撮像データバックアップには十分対応できます。
- 充電式電池で動作
デジタルカメラと同じく充電式バッテリーを内蔵していますので、屋外や出張先などで利用することもできます。フル充電状態で約 30 分使用できます。バッテリーの充電は、同梱の AC 電源アダプタで行います。
- 撮像データの取り込み
デジタルカメラから撮像データを取り込むには、まずデジタルカメラからメモリカードを抜き取り、それを"Tripper"のメモリカード・スロットに挿入します。"Tripper"の液晶画面に表示される日本語のガイドにしたがってボタンを2回押すだけで、デジタルカメラの撮像データがバックアップされます。
- 撮像データをパソコンに転送するには
デジタルカメラからパソコンに撮像データを転送する場合と同じく、USB1.1 または USB2.0 インタフェースで行います。最近のパソコンの場合には、 USB2.0 インタフェースを利用して高速にデータ転送できます。
- 手のひらサイズの小型・軽量
最近小型・軽量化が進んでいるデジタルカメラに見合って、"Tripper"も 91(W)x 138(D)x 33(H)mm、約 300g と小型・軽量です。カメラといっしょにカメラバッグの中に入れて、撮影に出かけてください。
- USB ハードディスクとして利用できる
薄型ノートパソコンや携帯音楽プレーヤにも使用されている小型ハードディスクを内蔵しているので、それをパソコンにUSB 接続して外付け増設ハードディスクとして利用できます。中にはデジタルオーディオプレイヤーの機能をもっていて音楽再生のできるものもあります。
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購入の際は、次のような点に注意し、スペックを確認してください。
- ハードディスクの容量
20GB、40GB、80GBのモデルがあります。デジタルカメラで 1600 X 1200 サイズの写真を撮ると、そのデータサイズは 650KB 程度です。一日に 200 枚の写真を撮ると、130MB のディスク容量が必要となります。
従って、通常のデジタルカメラ撮像データバックアップなら 20GB のハードディスクサイズで十分ということになります。動画のバックアップやデジタルオーディオプレイヤーとして利用する場合には、もっとハードディスクサイズを大きくするほうがよいかも知れません。
- 対応するメモリカードの種類
主としてコンパクトフラッシュ(CF)メモリカードに対応しています。コンパクトフラッシュはType 1、Type2、大容量のマイクロドライブにも対応しています。
スマートメディア/メモリースティック/SDメモリを使用したデジタルカメラをご利用の方は、市販の CF 変換アダプタをご利用下さい。
最近富士写真などに採用されているメモリカード「xDピクチャーカード」にも CF 変換アダプタがあるので、それをご利用ください。
- 高速バスマスタ転送
最近の専用バックアップ機では、32 ビットのバス幅を使った高速バスマスタ転送ができるものが登場しました。これにより、大容量の撮影データを高速でパソコンに転送できます。しかし、これが利用できるためには、 CF メモリカードが高速仕様でなければなりません。まず、ご自分が使用しているメモリカードの仕様を確認してください。
- 専用バックアップ機のセットアップ
専用バックアップ機を最初にセットアップするには、パソコンと接続した状態で、同梱の CD-ROM を利用してドライバのインストールを行います。
- 衝撃にご注意
内蔵するハードディスクは、最近ではかなり衝撃に強くなってきましたが、それでも原理的に激しい衝撃には注意が必要です。デジタルカメラからバックアップした撮影データは、その日のうちにパソコンに取り込むようにしてください。
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